“スーパー・ブーランジェ”がいる8店舗
佐世保バーガー ビッグマンのベーコンエッグバーガー |
8店舗の中でも、私が独断と偏見で選んだ注目店舗は、「パン工房 青い麦」と「佐世保バーガー ビッグマン」。
「パン工房 青い麦」は、全国にフランスパンを広めた功労者で、日本パン業界のパイオニアといわれる福盛幸一氏が1994年に新しくスタートさせたお店。氏は、パンの神様といわれる「レーモン・カルベル」の愛弟子であり、フランスのパン業界にもその名が知れ渡っている人物。そんな福盛氏のお店のパンは食べずにはいられません。最近では、小麦粉の代わりに米粉を使ったパン(米パン)の研究開発、普及も努められているとか。こちらで米パンを試食することもできるかもしれません。
「佐世保バーガー ビッグマン」は、ハンバーガーの街として知る人ぞ知る、佐世保の老舗。私も最近、ハウステンボスの担当者さんに聞いて知ったんですが、長崎県佐世保は戦後まもなく駐屯した米海軍からその製法が伝わった日本のハンバーガー発祥の地だとか。首都圏ではまだまだあまり知られていない佐世保バーガーをいち早くチェックするならこちら。プレビューでも大行列でした。
このほかにも、食べたいパンがいっぱい。それぞれの店舗の特徴は下の表をごらんいただくとしても、やはりみなさん自らの舌でご堪能いただくのが一番ではないかと思うわけで。国内初の試み、パンのテーマパークをお楽しみあれ。
店舗名 | 地域 | 特徴 |
---|---|---|
「パン工房 どりーむ」 | 北海道・釧路 | 関東初出店。2000年開業ながら、オープン当時から販売している「北のメロンパン」は1日2,000個の販売を誇り、釧路一といわれる人気店。 |
「デイジイ」 | 埼玉・川口 | 期間限定店。洋菓子出身の倉田博和シェフは、ブーランジェ転向後、数々のコンクールで優勝経験を持つ。得意のクロワッサン生地を使った彩り鮮やかなデニッシュ系デザートパンの専門店。 |
「ブーランジェリー アトリエ ド リーブ」 | 東京・白金 | 初登場店。人気のパティスリー「アトリエ ド リーブ」が手がける初のスイーツパン専門店。「オーバカナル」などの立ち上げに参加した根本孝幸氏がシェフに就任。 |
「ブーランジェリー ルーク」 | 京都・西洞院 | 関東初出店。初支店。国際コンクールで優勝経験を持つ日本パン界期待の若手職人、戸口温善シェフが、2001年にパンの町・京都で開業した手作りパンの店。伝統的なパン製法と京都らしい和素材を生かした創作ヴィエノワズリーが楽しめます。 |
「パンの耳」 | 京都・千本通 | 関東初出店。初支店。2003年開業。パン消費量全国一を誇る京都で話題になっているあげパンの行列店。シェフの内村浩一氏は、人気アニメ「焼きたて!!ジャぱん」の取材協力などベーカリーコンサルタントでも活躍中。 |
「パン工房 麦の花」 | 奈良・斑鳩 | 関東初出店。奥野暢一郎シェフは、福盛幸一氏の研究所で研修後、父の店「麦の花」を手伝いながら、サンドイッチ専門店シェフに就任。カスクルートドール(サンドイッチコンクール)優勝店。 |
「パン工房 青い麦」 | 大阪・帝塚山 | 関東初出店。日本パン業界のパイオニアといわれる福盛幸一氏が1994年に新しくスタートさせた店。バケットやカンパーニュなどの本格的な欧風食事パンから、コッペパン、クリームパン、あんぱんまで幅広く取り揃える「東京パン屋ストリート」唯一のゼネラルベーカリーです。 |
「佐世保バーガー ビッグマン」 | 長崎・佐世保 | 関東初出店。初支店。ハンバーガーの町・佐世保の老舗ハンバーガー店。ベーコンエッグバーガー発祥の店として、パン、牛肉100%のパテ、ソースにいたるまでオリジナルにこだわっています。 |
パン工房 どりーむの「北のメロンパン」は1日2,000個の販売を誇る |
●住所/千葉県船橋市浜町2-1-1
●地図/Yahoo!地図情報
●アクセス/JR京葉線・武蔵野線「南船橋」駅から徒歩約5分、京成線「船橋競馬場」駅、「大神宮下」駅から徒歩約10分
●開館時間/10:00~20:00(土日祝、バーゲン時期など21:00まで)
●入場料金/無料
●お問い合わせ/TOKYO-BAYららぽーとTel. 047-433-9800
【関連サイト】
◎All About遊園地
当テーマパーク・遊園地ガイドサイトのフードテーマパークの記事およびリンク集。
◎All Aboutパン
パンのことなら、All Aboutパンガイドの清水さんのページへ。All Aboutでも屈指に人気ガイドサイトです。
※以上の記事・データは2005年2月の情報を基に書かれています。