日帰るか、泊まるか?
みなさんは休みが2日あったとして、どこかへ遊びに行こうというときに、テーマパークや遊園地を思い浮かべますか。2日というと、当然お泊まりですよね。それならば紅葉見がてら温泉に行こうとか、高級なホテルに泊まり一流レストランで食事とか、All About Japan「日本の宿」などを検索してしまうのでは。それはそれで楽しいのでしょうが、今回はテーマパークや遊園地に泊まってみようというお話。
そのいい例が稼働率ほぼ100%という東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルです。テーマパークに接したホテルに泊まる理由はいろいろあるでしょう。ディズニー直営であれば、キャラクターグリーティングやホテル自体がテーマパークの一部であるのは重要な強みでしょう。遠くから来ている人にとっては宿泊は不可欠という事情もあります。近隣から来ている人にとっても帰りが楽といううれしさもあります。ホテルやゲストによって理由はさまざまです。
これから何回続くかは未定ですが、オフィシャルであるかないかにかかわらず、テーマパークに接した宿泊施設をシリーズにします。アトラクションや温泉、さらに特典があったり、各々の宿泊施設の魅力と利点をご紹介。その第1回目はハウステンボスのホテルから始めることにいたしましょう。
4つのオフィシャルホテル
ハウステンボスのホテルは、オランダの建物を再現した外観や大都市にある高級ホテルに劣らないサービスも最高レベル。その最大の魅力の一つで、ホテルだけでも訪れたくなる動機となり得ます。大型リゾートらしく周辺には7つもの宿泊施設が揃っていますが、今回ご紹介するのは場内のホテルとコテージ合わせて4つ。神妙に佇むホテル日航ハウステンボスや、やけに目立つハウステンボスジェイアール全日空ホテルにはないメリットを持った場内の4つの施設に取り上げます。
ちなみに場内には下の4つ以外に「迎賓館」という場内のオールスイートのホテルがありますが、皇族やマイケル・ジャクソンなどのVIPと会員制のため、除いています。
今回ビックアップしたのはこの4つのホテル。
それぞれの特徴は後の本文を読んでいただくとして、これらの場内ホテルに泊まるメリットからご説明しましょう。
ただの観光地にあるよくある観光ホテルとはハードでもサービスでも格段の差のあるホテルですから、宿泊するだけでも満足できますし、さまざまな特典もうれしいはずですが、この4つのホテルに泊まらなければ味わえない最大の売りが私のおすすめ。それはこれらのホテルが場内にあることです。
これらのホテルに泊まると営業時間外も場内にとどまることができます。ナイトスポットなどはホテルのゲストだけで独占できちゃいます。早起きすれば誰もいない場内を散策することができます。24時間、刻々と移り変わる風景は、場内の宿泊者以外には与えられない贅沢でしょう。ハウステンボスの自然という最大の魅力は、これら4つの宿泊施設に泊まらなければ味わえない。
遠くからやってくる場合もゆったりしたスケジュールが取れ、テーマパークをじっくりと楽しむことができ、おいしい食事に舌鼓を打ち、優れたサービスのホテルライフを堪能し、国内でも屈指の自然とふれあう。充実した時間を約束するハウステンボスのホテル。このテーマパークはぜひ泊まってみてください。
©ハウステンボス/J-7288