台湾ってこんなところが魅力的
台湾で感じた日本との違いを描いたページ |
■ 台湾のどんなところが魅力? 逆にこれはちょっと…、というのは?
魅力は寛容的なところ。飾らない所。一緒にいて疲れない感じが好きです。恋人というよりも夫婦という感じ(?)。
ちょっとついていけないと思うのは、時に熱すぎる所です。
■ 同書の中で、おおのさんのファッション感が随所に出てくるところからも、おおのさんはファッションやメイクにポリシーをお持ちだとわかるが、台湾の人のファッション事情をどう見ているの?
ファッションでは、個性的な人が少ないかな~という感じはします。みな似ているというか。あと、男性も女性もファンシー好きだと思います。
日本だとブランド物を持っているとそれでがっしりとキメてしまう人は多いですが、台湾の人の場合、そこにファンシー系が入るというか。極端に言えばLOUIS VUITTONのバックにキティーちゃんなどキャラクターTシャツとか。
それがわざと抜いているのか、それともあまり考えていないのか(多分あんまり考えていないんだと思いますが)。そんな気楽さが好きなんですけどね。
香港や東京に影響されていない台湾ブランドがこれから成長して、個性的なファッションの人が増えることに期待しています。
■ 台湾について、注目しているのは?
温泉街や猫空など、自然のある場所が気に入っています。
東京近辺に住む日本人にとっての箱根や伊豆に匹敵するような、台北のちょっとした週末旅行的場所は、これから訪ねたい所です。
銀座にあふれるスイートをおいしそうなイラストで紹介 |
■ おおのさんの中で、台湾ってどんな存在?
難しいですが…。実家のような感じかな。常に心の片隅にあって、帰ると気取らずにいられるような所。
自分でもなぜこんなに惹かれるのかわかりませんが、前世が台湾人だったのかも、と思うほどです。
台湾の街に行き、台湾のあふれる香りに包まれると、なんとも言えない気分になります。それは、台湾にあふれる「ごはん」や「お線香」の香りが、安心感を呼び起こすんです。そこに人の存在を感じられるので、どんなに沢山のビルがある台北でもその香りを感じると、とても安心します。おたぶん、私の実家には大きな仏壇があって、昔からお線香やごはんの香りに包まれていたからだと思います。
All About台湾の、読者のみなさんへ
<おおのさんからのメッセージ>
『大野清美的東京手繪旅記』を作って台湾で出版するきっかけとなった私の気持ちは、「台湾の人に、日本の女の子の普通の暮しを伝えたい、ガイドブックにはない親近感を表現したい」というものでした。この本を台湾のお友達とのコミュニケーションツールとして、日本の方にも利用して頂けたらとても光栄です。
2005年9月23日(金)から10月2日(日)までの10日間、DOUBLE HAPPINESS GALLERY(東京・青山)にて、原画展と本の販売会を行う予定です。このとき、台湾を描いた作品も一緒に展示しようと思っています。原画展の詳細は、私のホームページ「asian cafe」および会場となるDOUBLE HAPPINESS GALLERYで告知しますので、是非、遊びに来て下さい。
浅草のほおずき市のカット |
代官山でお気に入りのヘアサロンの紹介ページ |
本のDATA
著者:大野清美(おおのきよみ) 出版社:三采文化出版(台湾) 価格:280NT$ 取り扱い書店(台湾):誠品書店、金石堂書店、博客來書籍館(オンラインショップ)など その他:2005年7月30日発行/168ページ/ISBN:9867298608 |
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