●日本への入国は、検疫所から「健康調査票」の提出が求められる（画像参照。文面を転載しておきます）
＝＝＝＝以下、文面を転載＝＝＝＝
感染地域からの入国者の方へ
到着年月日＿＿＿＿＿＿＿＿
貴方の在住・滞在された地域はWHOによりSARS感染地域と指定されています。
したがって、入国後は次の注意に従って下さい。
1. SARSの潜伏期間は10日間といわれています。
この間は、念のため、以下のような対応をして下さい。
(1)家族・友人を含め、人に会うのは最小限にして下さい。
また、濃厚な接触はできるだけさけて下さい。
(2)外出時は（医師に受診する時を含め）マスクをできるだけ着用して下さい。
(3)下記の症状が一つでもでたら、保健所もしくはかかりつけの医師に受診して下さい。その際は、感染地域からの帰国であることを告げ、予約をとって下さい。
・発熱 ・せき ・呼吸困難
2. 貴方及び家族を含め貴方が接触した人（特に症状が発生して以後）に症状が発生したら、SARSに感染しているおそれがある旨、事前に医療機関又は最寄りの保健所に電話で相談のうえ、その指示に従って下さい。
＿＿＿＿＿＿＿検疫所
※発熱などの症状がない場合は、感染の危険性は低いと考えられますが、念のため潜伏期間中は1日2回の体温測定をおすすめします。
＝＝＝＝以上＝＝＝＝
●台湾、WHOへオブザーバーとして参加するべく、5/19からジュネーブで開かれるWHOの年次大会に台湾衛生署長を団長とする代表団を送ると発表。
更新 2003年5月18日現在の台湾全土におけるSARS状況（疾病管制局発表）
| 感染の可能性例 |
344例（+36）※カッコは前日比 |
| 死亡者数 |
40名（+5）※カッコは前日比 |
| 退院者数 |
55 |
台北・西華飯店（シャーウッドホテル）のSARS予防のための管理状況
●従業員
・入館時に全員体温測定
・客室に入る従業員はお客様を守るため、全員マスクを着用
●エアコン
・エアコンからの空気は外気をフィルター浄化したものである
・他の客室からの空気がエアコンを通して別の客室へ入ることはない
●ハウス・キーピング
・電話機、机・テーブル等の表面、ドアノブ、各扉など、すべてをエタノール（アルコール度95％）を含んだ布で拭く
・浴槽、トイレ、シャワー、シンクはすべて漂白剤にて清掃
●共同利用の場所
・エレベーター内のボタン、ドアや手すり、人の触れる表面はエタノール（アルコール度95％）を含んだ布やモップで、1日4回拭く
・共同のトイレは漂白剤にて1日4回清掃
●ヘルスセンター
・プールの床は漂白剤にて毎日清掃
・更衣室内の人の触れる表面は、利用後にエタノール（アルコール度95％）を含んだ布で拭く
・すべての運動用品は、使用後エタノール（アルコール度95％）を含んだ布で拭く
・プールご利用前のお客様全員の、体温チェック
●ランドリー
・お客様からお預かりしたお洗濯物、従業員のユニフォームは全て、炭酸ナトリウム系過酸化水素漂白剤を使い蒸気漂白する
・全てのタオル、シーツ類を漂白
●レストラン
・ご希望があれば、紙コップや割り箸をご用意する
・キッチン内の器具は、ウルトラ・バイオレット・ライトにより夜間消毒をする
・シェフとキッチン従業員全員、マスクを着用
（情報提供：同ホテルスタッフ・劉淳方さん）
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