セール品の表示もイロイロ
特売品についている赤札。お徳な商品も、オファーの内容を勘違いすると無駄な買い物になってしまうので気をつけて |
1つだけでは割引はないけれど、もう1つ同じものが無料に。つまり、1つあたりが半額になるということですね。バリエーションとして「buy 2 get 1 free」(2つ買うともう1つ無料で)というのも見かけます。
上記の応用編。つまり商品1つあたり25%引きになるということ。じゃあ3つ欲しい場合はどうなるの? 残念ながら、2つセットになってはじめて割引になるので、3つ目はフルプライスになってしまいます。
つまりは半額になる、という意味ですが、1つしか買わない場合はフルプライス。1つしか商品をカゴに入れなかった場合、時々優しいレジ係の人が「もう1つ追加したら?」なんて教えてくれることもあります。バリエーションとして「3 for 2」(2つ分の値段で3つ買える)というのもよくある表示。
たとえば、1つだと3ポンドだけれど、2つまとめて買うと6ポンドのところが5ポンドに。
値段は普段と同じだけれど、量が多くなっているという意味です。
カウンターで注文するときは
カウンターで上手に注文して、美味しい食材をゲット! |
注文のしかたは簡単。ケースの中には、食材と値札が分かりやすく並んでいるので、欲しいものを指差して、
「100グラムおねがい」(100 grams please.)とか
「2つください」(Two portions please.)
と言うだけで充分に通じます。
肉や魚をさばいて欲しい時にも、遠慮無くリクエストしましょう。
「骨を取ってください」(Bone it please.)
※うろこを取る……scale、わたを取る……clean、三枚におろす……fillet
「シチュー用に角切りにしてください」(Dice for stew, please.)
「厚めにスライスしてください」(Thick slice, please.)
など、簡単な単語を並べるだけで大丈夫。忙しいカウンターでは、なるべく言葉は短く、簡潔に伝えるのが親切です。
チーズやハムなど、種類が沢山あって何を選んでよいのか分からない時は、係りの人にアドバイスをお願いしましょう。たとえば
「マイルドな青カビチーズが欲しいのですが、オススメは?」(I fancy some mild blue cheese. Could you recommend any?)
とか、
「ラムの後に食べるチーズを探しています。」(I am looking for something to be served after lamb dish.)
と言うと、いくつかオススメを選んでくれるはずです。買う前に味見をしたければ、
「Can I try some?」
ときいてみると、ひとかけ出してくれますよ。
ただし、デリコーナーでの暗黙ルールはシッカリ守って、楽しくお買い物しましょうね。
長くなってしまったので、今回はここまで。次回は、「必修! スーパーマーケットの英語・2」。お肉や魚など、切り身になっているとちょっとワカラナイ食材や、見た目だけでは何だかわからない、パッケージの表示だけが頼りの食材を紹介します。
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