高層ビルが並ぶセントラルで
昔ながらの面影を残す「石板街」
香港島のセントラルは、近代的なビルが建ち並ぶ、政治・金融の中心地。その反面、古い建物や石畳など、今もなお昔の面影を残すストリートがいくつか存在しています。
そのひとつが、ポッティンガー・ストリート([●](石ヘンに本)典乍街 Pottinger St.)。海側のコンノート・ロード(干諾道中 Connaught Rd.)と、山側のハリウッド・ロード(荷李活道 HollyWood Rd.)の間をつなぐストリートで、その一部は、昔ながらの石畳が続くなだらかな階段になっています。ここは通称"石板街"と呼ばれる、小さな露店が並ぶストリート。セントラルはもともと坂が多く、メインストリートのクイーンズ・ロード(皇后大道中 Queen's Rd.Central)から山に向かう道は、ほとんどが坂になっています。その多くは現在コンクリートに変わってしまいましたが、この石板街だけは、昔の石畳が今もなお残されているというわけです。
石畳の坂は長さにして約100m。両側のお店の中から商品があふれ出てくる様は、まるで宝箱の中を歩いているような楽しさ |
石畳の坂道には
小さな屋台がずらり
日用雑貨から“いったい何に使うの?”と思ってしまうようなヘンなものまで、いろいろなものが売られています |
年季の入ったミシンを黙々と操るおじいさん。あまりにも雰囲気がありすぎて、思わずシャッターを押してしまいました |
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