エリア別事情4
アジア諸国のなかでも台湾・韓国・中国はチップ不要
■台湾 原則チップ不要 特別なときには50台湾ドル程度■韓国 原則チップ不要 特別なときには5000ウォン程度
■中国 原則チップ不要 特別なときには5~10中国元程度
いずれもチップの習慣はありませんが、端数を切り上げる場面はあります。中国の都市部では、チップを強要されることがありますが、特別なサービスでなければ断りましょう。
エリア別事情5
外国人観光客が多い場所ほどチップを渡す傾向
いずれもチップは原則不要ですが、ミドルクラス以上のホテルやレストランでは、チップの受け渡しがときおり見受けられます。「ノー・チッピング」といっても、本音と建前があります。よりよくサービスをしてもらうために、小額を渡すケースは珍しくありません。また、外国人観光客が多い場所ほど、チップを渡す傾向が強いので、基本の額を知っておくと便利でしょう。■フィリピン
レストランでサービス料が含まれていない場合は10%程度を端数切り上げで残します。枕銭やルームサービス等の基本は20ペソ。ポーターへは荷物1個につき10ペソ程度を支払います。
■マレーシア
レストランでサービス料が含まれていない場合は10%程度を端数切り上げで残します。枕銭やルームサービス等の基本は2リンギット。ポーターへは1~2リンギット程度を支払います。
■タイ
レストランでサービス料が含まれていない場合は10%程度を端数切り上げで残します。枕銭やルームサービス等の基本は20バーツ。また、マッサージ店ではチップが必要で、20~50バーツ程度を用意します。
■インドネシア
バリ島などの外国人観光客が多いレストランでは、サービス料が加算されているケースがほとんどです。含まれていない場合のみ5~10%程度を端数切り上げで残します。枕銭やルームサービス等の基本は2000ルピア。ポーターへは荷物1個につき3000ルピア程度を支払います。
■シンガポール
レストランでサービス料が含まれていない場合は10%程度を端数切り上げで残します。枕銭やルームサービス等の基本は2シンガポールドル。ポーターへは荷物1個につき1~2シンガポールドル程度。