文章:森谷 雄(All About「ハワイ」旧ガイド)
可愛らしいプルメリアの新禁煙法マーク しかし、その内容はかなり厳しい…… |
「まぁ、ホテルの部屋に戻って一服できれば大丈夫……」なんて思っていても、それも出来ないのが現実。今、ホテルでは「全室禁煙」、そして「全館禁煙」への動きが活発になっているのです。
ツーリストの行動範囲内は、ほぼ禁煙
違反者は罰金50ドル
まずは、「新禁煙法」についておさらいを。喫煙可能な場所、禁煙となる公共の場所をハワイ州観光局の「新禁煙法施行のお知らせ」より抜粋しました。違反者(もちろん、ツーリストも対象)には、最大50ドルの罰金が科せられますのでご注意ください。■ 喫煙可能な場所
- ホノルル国際空港 屋外エリア
インターアイランド・ターミナルと国際線到着ビルの間1階中央部分ほか詳細は、ハワイ州観光局ホームページで - ビーチやビーチパーク(海洋生物保護区指定ハナウマ湾を除く)、公園
- ホテルやモーテル等の宿泊施設の喫煙ルーム
- 喫煙スペース
- 民間もしくは半官半民の老人ホームや長期ケアホーム(施設)
- 個人の住居 等
■ 禁煙となる主な公共の場所
- 州や郡が所有する建物
- レストラン、バー、ナイトクラブ
- ショッピングセンター
- 空港内、公共交通機関(バス、タクシー等)
- ホテルのロビーや通路
- スポーツアリーナ、屋外アリーナ、スタジアム、円形競技場等の座席部分
- チャイルドケアや介護施設に使用している個人の住居 等
ここで気をつけたいのが、喫煙可能な場所であるはずの「ホテルやモーテル等の宿泊施設の喫煙ルーム」。ホテルでは、喫煙ルームを全室数の20%まで設定できるよう定められているものの、「全室禁煙」、もしくは「全館禁煙」のホテルがほとんど。愛煙家にとって厳しい状況となっています。
喫煙ルームのあるホテルは? ホテル内で喫煙できるエリアは?
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