パワースポットが連なる歴史保存公園を散策しよう
マウナ ラニ リゾートは、日本の東急グループがカメハメハ大王の子孫から土地を購入して開発したリゾート。カラフイプアアの歴史に敬意を払い、史跡を昔からの姿で保存するよう努めました。中心に建つマウナ ラニ ベイ ホテル&バンガローズ周辺には、史跡スポットを巡るトレイルや遊歩道が設けられた歴史保存公園(ヒストリック・プリザーブ)があり、自由に散策することができます。ペトログリフは、古代ハワイアンのメッセージ
歴史保存公園には、人やカヌーなどを描いたペトログリフ(岩石彫刻)が残されています。この地に古代ハワイアンが居住を始めたのは、約800年前。いつ、何のために刻まれたのかは不明ですが、マウナ ラニのペトログリフは、そのシンプルなデザインからハワイでも初期のものだと言われています。棒状のシンプルな人型ペトログリフ
また、リゾートの西、フェアモント・オーキッド近くには、3,000ヶ所ものペトログリフが点在するプアコ・ペトログリフ考古学保護地区があり、こちらにも自由に見学できるハイキングトレイルがあります。所要時間は往復1時間ほど。太平洋地域最大規模というペトログリフ群をアクセス良く見学できる貴重なスポットです。
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■Puako Petroglyph Archaeological Preserve(プアコ・ペトログリフ考古学保護地区)
アクセス:マウナ ラニ リゾート内 ホロホロカイ・ビーチ駐車場からマラマ・トレイルヘ
自分のオーラが見える?! 洞窟シェルター
公園山側には、古代ハワイアンが暮らしていた洞窟住居も残されています。外観は溶岩石の山のようですが、これは、溶岩の外側が固まり、その中に流れていたドロドロの溶岩が抜けてできた空間を利用したもの。内部は天井から太陽の光が差し込み、幻想的な雰囲気に包まれています。洞窟の奥深くに霊魂が棲んでいると信じていた古代の人々。最近では、洞窟内で太陽の光に身体をあてて写真を撮ると、自分のオーラが写るというスピリチュアルスポットとして話題を集めています。