2007年はハーバー・ブリッジ75周年
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大晦日から元旦にかけての丸2日間に渡って、新年を祝うお祭り騒ぎが繰り広げられる、シドニーの大晦日&ニューイヤー。夏服の気軽な格好で、陽気な人々と南十字星を仰ぎながら、世界一と賞される大花火を見ながら新年を祝う…のは、なんとも刺激的!
それはきっと、日本で生まれ育ったあなたの“大晦日&お正月”概念をひっくり返す、忘れられない思い出になるはず。そんな真夏の夜の『シドニー・ニューイヤー大パーティ』、今年の攻略法を徹底解説します!
≪INDEX≫
ダイヤモンドとエメラルドが今年のテーマ
2007年は、ハーバー・ブリッジ開通75周年に当たり、人間に喩えるとちょうどDiamond Jubilee=ダイヤモンド婚式(注:75年目のダイヤモンド婚はアメリカ式)を迎えます。これにちなんで今年のテーマは、「南半球オーストラリアから旬便り:11月号」でご報告した通り、A
Diamond Night in Emerald City。
今年の大晦日も午後1時に発せられるフォートデニソンに残された大砲からの咆哮で、カウントダウン開始!午後6時までの1時間毎にシドニー湾上空で、タイガーモスやDC3といった懐かしの航空機ショーが繰り広げられます。大空に現れるライティング(文字?)も必見!
午後7時には、市内の教会が一斉に鐘を鳴らし、今年もあと残り5時間になったことを知らせます。2006年に別れを告げる鐘の音が街中に響き渡った後、8時から先住民アボリジニによる新年を迎える準備の儀式。これは、オペラハウス前のボードウォークで、シドニー市長主催のパーティーの一環として行われます。
9時には第一回目の花火大会開始。この9時の花火は、夜遅くまで起きていられない子供達のために行われるためのもの。従って、カウントダウンはありません。そして10時と11時には、ハーバー・ブリッジをメインにしたミニ・ライト・ショーが予定されています。
そして、いよいよお待ちかねのカウントダウン花火大会!午前0時、威勢のいい掛け声と共にカウントダウン開始!…3、2、1 ドッカーンと、大輪の花が新年を迎えたシドニー湾の夜空を彩ります。
次のページでは、華麗な花火の写真と共に、無料で楽しめる今年のおすすめ花火ウォッチング・ポイントBEST
3をご紹介します!