オーストラリアでよく見られる野鳥「ロリキート」
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バックパッカーズは危険の巣窟?
最後になりますが、ワーキング・ホリデーなどで長期間滞在する方には必須(?)のバックパッカーズ利用について。
バックパッカーズと呼ばれる安宿では、盗難をはじめ、殺人、放火等、様々な事件に巻き込まれるケースが他の宿泊施設に比べて、かなり多くなっています。過去には、中には運悪く命を落としてしまった日本人も…。中でも盗難は日常茶飯事。とくに、ドミトリーと呼ばれる共用型の部屋では、盗難はつきものと思って、高価なものや貴重品は肌身離さず、しっかり管理することを強くおすすめ!
また、今回の事件現場もそうですが、こうした世界中からの若者が集まるバックパッカーズでは、言葉の壁ということもあり、意思の疎通が困難な場合も多いようなので、誤解や差別も生れやすい…ということを頭の片隅に置いておくのも大事なことだと思います。この“意思の疎通が困難”なことが原因で、喧嘩になり、事件に繋がることが多いという統計も出ているほど。
とはいえ、何もバックパッカーズ=安宿がいけないわけではありません。要は利用する人の心がけ次第。安く、便利(どこの町にもある)に利用できるのがバックパッカーズの利点ですし、様々な国の旅行者と手軽に知り合うことができる宿でもあります。つまり、利用する側の細心の心配りさえあれば、少ない予算で快適かつ、思い出に残るいい旅ができる絶好の宿になるわけです。
ただどうしても、長期滞在する場合は、必然的に事件・事故に巻き込まれてしまう機会も増加しますから、「日々様々なことに十分に気をつける」ことが大事なことなのだと思います。
とにかく、しっかりとした目的を持って、どんな時でも細心の注意を払いながら、計画的に旅するのが一番!今までご紹介した記事(以下参照)等も参考にしていただきながら、思い出に残る素晴らしい体験をしてくださいね!
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