■『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するトンガリロ国立公園へ
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トンガリロ国立公園内にある
火山ナウルホエ(2,290m)
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世界で4番目に国立公園に指定された歴史あるトンガリロ国立公園は、原住民マオリの聖地。大自然と文化が融合する“複合遺産”として、1993年世界遺産に登録された。
連なる山と低潅木が生い茂る荒野、そしてその北側に広がる熱帯雨林、今でも活発に活動を続けている活火山を3つも有するトンガリロ国立公園は、ニュージーランドの雄大な大自然を日帰りで手軽に味わえるトレッキング先として知られる場所。
その中でも、ニュージーランド・グレート・ウォーク(*)のひとつ『トンガリロ・クロッシング』は、約7~8時間をかけてトンガリロ国立公園を縦走する一番人気のトレッキング・コースなのだが、このコースから少し離れた国立公園内で、ロード・オブ・ザ・リングの一場面が撮影されたのだ!
そこで、ガイド自らトンガリロ・クロッシングを歩き、ロード・オブ・ザ・リングの1シーンを探す旅に出た!!(…なんてミーハーなヤツ)
トンガリロ・クロッシングは、1日で歩けるコースの中では、ニュージーランドで一番人気のあるコース。全長約17km、最高地点の標高約1,900m、一般的には“中級程度”のコース
となっている。
●トンガリロ・クロッシング・マップ
コース上の主な見所には、火山地帯ならではの複雑な地形とその周囲の自然、エメラルド色の湖『エメラルド・レイク』、噴火口の跡に雨水が溜まった湖『ブルー・レイク』などがある。実際、歩いてみた感想は「かなり疲れた…」というのが正直なところだが、『ロード・オブ・ザ・リング』の中では、かなり重要なシーンでトンガリロが使われていた!
(*) =ニュージーランド・グレート・ウォークとは?…ニュージーランドの自然を味わうためのおすすめトレッキング・コース。きちんと整備され、誰でも手軽に歩くことができる。
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