フィレンツェ/トスカーナ

本当に美味しいオリーブオイルはどんな味?(4ページ目)

いつも使ってるオリーブオイルだけど、本当に美味しいものってどんなもの?1400年代から続く伝統製法で作る本物のオリーブオイルを作る現場を見学してきました。レストランやお家でウンチクを語るなら必読!

美しい! 透明な緑に輝くオリーブオイル

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じわわーんと搾り出されてきましたオリーブオイル!透明な緑色…これが正真正銘のオリーブオイルの色です

photo by SAWA pasqua
「右がオリーブ水で左がオリーブオイル」と説明してくれるフランチェスコのお父さんジャコモさん。気さくなおじさんですが、貴族です。
じんわりと搾り出されてきた液体は、正真正銘一番絞りオリーブオイル。

さらに絞り続けると、オイルと水分が混ざった状態になるので、ろ過してオイルだけを抽出します。

このオリーブ水。まだまだ研究過程だそうですが、オリーブの栄養分がたっぷり詰まっている有益な水かもしれないそうですよ。相当、苦いですけどね(苦さの原因はこの水分にありました)。

こうやって熱をかけずに粉砕して取り出されたオリーブオイルは、今でも十分「身体にいい」として知られていますが、まだまだ発見されていないパワーもあるそう。ウィルスを感染させない力もあり、医療にも使えるかもしれないそうです。

さて、お味は?といえば、もーそれは一言、緑の大地の味!トスカーナの丘陵を渡る風すら感じてしまいました。大地の栄養がたっぷり詰まった緑の液体といった感じで、はっきり言って、そのまま飲めます(たとえ私のように油好きでなかったとしても)。こくのあるジュースです。


次のページでは、ラヴァンニ発のオリーブ商品いろいろ。日帰りフラントイオ見学で手に入れよう!

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