ドゥオモ以外のｵｽｽﾒのロケ地はどこ？
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| 情緒あるアルノ川もフィレンツェの代表的な風景 |
Ａ．竹ノ内豊が扮する順正は修復家ですよね。アルノ河の対岸、ピッティ宮殿とサントスピリト広場の間の小道には、今も昔ながらの小さな修復の工房が沢山残っています。この界隈を歩くのもロケ地訪問の雰囲気を盛り上げてくれると思いますよ。
Ｑ．なるほど。小さな修復工房が並んでいる様子は、フィレンツェらしさのひとつですよね。この界隈に集中してるんですか？
Ａ．ドゥオーモの右側面に伸びる路地の１つ、ヴィア・デッロ・ストゥーディオ（Via dello Studio ）に 入った右手には、ドゥオモの修復を行う小さな修復工房があります。映画のロケ地とは違いますが、フィレンツェらしさをより感じさせてくれる穴場のひとつです。
Ｑ．他におすすめのロケ地はありますか？
Ａ．そうですね。街の雰囲気も同時に感じられるコースでご紹介しましょうか。まずは、中央駅からアルノ河に出てそのままミケランジェロ広場の方へ、川沿いに進むコース
がおススメです。ヴェッオ橋やウフィッツィ美術館を過ぎてその先の橋を対岸に渡り、更に進むと、映画の中に出てきたポッジ広場（Piazza G. Poggi ）があります。 帰りはそのまま、この対岸を川上の方へ戻るのもいいですね。全体の雰囲気がわかるかと思います。途中、ベッキオ橋のあたりで、ボルゴ・サンヤコポ（Borgo San Jacopo）という路地に入り、再び河沿いに出る と、サンタトリニタ橋という橋にぶつかります。この橋も、映画の中で何度も出てきた場所です。この橋を渡ってそのまま川上に進むと、右手のオンニサンティ広場（Piazza Ognissanti)があります。ここには、順正があおいと再会する パーティーのシーンの舞台になったグランドホテルがあります。
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| 自転車でめぐるのも楽しい！ |
Ｑ．結構な距離がありそうですが、歩けますか？
Ａ．自転車がｵｽｽﾒですが、歩いて周るのであれば、ヴェッキオ橋を渡った対岸、サンニコロ地区がいいかもしれませんね。ヴェッキオ橋を渡り、左手に進んだ右手にある門から伸びる坂道を登ると、そこは順正が住んでいるのアパートとして撮影に使われたエリアです。更に川下の方向へ進み、川沿いの公園から路地に入った辺りにはちょっとお洒落なバールや、安くて美味しいレストランもありますよ。ここから、高台にあるミケランジェロ広場や、サンミニアート・アルモンテ教会へと足を伸ばすのもいいですね。眼下にアルノ川とドゥオモ、周囲に広がる中世の町並みが一望できます。
Ｑ．自転車といえば、フィレンツェには観光客でも借りられるレンタル自転車がありますよね？
Ａ．フィレンツェ中央駅の前の芝生のある広場にありますよ。路地の多いフィレンツェは一方通行が多いので、街中を走るのには便利な足です。借りるときは、パスポートが必要ですのでご用意くださいね。
Ｑ．自転車は、また歩きと違った目の高さから街を見られて、違った印象になりそうですね。
Ａ.そうですね～。速さも違いますし（笑）。さまざまな角度でフィレンツェを見ることができますね。
⇒次のページでは順正のように「暮らすように」フィレンツェを楽しむ方法は？
