アロマにエステそして女装メイクアップまで
MTVの広告にも奇抜な衣装で登場している中山さん。撮影は有名フォトグラファーDAVID LACHAPELLE |
エステをやっていて、なぜナイトライフに登場することとなったのでしょう?
中山さん:
日本では主にアロマセラピーやエステをやったり、アロマセラピーやリンパ・経絡マッサージを教えたりしていたのですが、一方で一人で経営をやっていくのが夢だったというのもあります。そのためにはスポンサーが必要だし、PRもかねてクラブでネイルアートやアロマ・マッサージ、メイクアップをやってナイトライフの人たちと仲良くなっていったんです。
その頃、雑誌の取材でドラッグクィーンの女装メイクアップを提供するという記事が掲載され、その筋の中年男性が数人やってきたこともあります。ウィッグスタイリングからメークまですべてを一人でこなしました。女装はパーティーのためっていう人もいましたが、本気女装のマニアな人もいましたよ。
ガイド:
私もこちらの日系のテレビで拝見して、あまりのインパクトに潤さんが忘れられなくなったんです。その魅力はどこから?
中山さん:
周りの人に恵まれたっていうのもあります。日本ではクラブで知り合ったOIちゃんが経営するO.I.Pというキャスティング会社でプラスサイズモデルもやったことがあります。
ディバイン(70年代に世界一お下劣と称された映画ピンクフラミンゴで主演のドラッグクィーン)の格好なんかをやったこともあったからか、カメラマンの友人が「潤こっちこっち」と、そのピンクフラミンゴの監督ジョン・ウォーターズと2ショット。アメリカの雑誌に掲載されたこともあります。
監督ジョン・ウォーターズと2ショットの記事より。 |
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【インタビューの途中で】
NYナイトライフの女王で、前にNYの日系TV番組でで金髪でベイビードールのスタイルで登場されていたころもあり、ものすごいインパクトの持ち主だと思って頭からはなれなかった中山さん。チャーミングな外見だけでなく、それは彼女の内面からも発信されているのだというのが、お会いしてよくわかった。彼女のようにパワーのある人は、パワーある人たちを寄せつけ、さらに集まった互いのパワーが相乗効果でさらに上昇するらしい。彼女から、私もなんだかパワーをもらった気がする。これからは、パワーをもらうばかりじゃなく彼女のように与えられるといいなぁ~と思ったのだった。
中山さんのインタビューは後編へと続きます。
target="_blank">NYナイトライフの女王にインタビュー後編
【Data】
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