女性が通勤中はストッキングにソックスにスニーカー?
若い女性はパンツスーツ姿が多い |
スニーカー履きの女性には、バリバリのキャリアウーマンという人も多い。時間を無駄にしないためか、遅刻ギリギリなのか、競歩してるくらいの速さで、わき目もふらずに歩くビジネスウーマンたち。彼女たちはオフィスに到着してデスクにつくと同時に、ソックスとスニーカーを脱ぎ、オフィスに常備しているパンプスに履き替えるのである。仕事が終われば、またソックスとスニーカーに履き替え家路へと急ぐ。
歩くことの多いマンハッタン
さて、なぜスニーカー履きなのかというと、マンハッタンで働くほとんどの人が地下鉄通勤。オフィスから地下鉄の駅まで、ちょっと遠いこともある。つまりは東京都内と同じで歩く距離がものすごい。しかも日本のように舗装が丁寧でないから、でこぼこ道もあったりする。地下鉄の乗り換えだって、パンプスだとままならない。階段や坂もあれば、同じ駅構内なのにものすごく歩くこともあるのだ。もちろんラッシュの時間だと混んでいてシートに座れないが、足がどんなに疲れていてもスニーカー履きなら大丈夫。私の同僚だった30年以上ITのキャリアがあるマリリンも、通勤中はスーツ姿にスニーカー履きだった。しかも、なぜだかスニーカーの色が紺色のスーツに全くマッチしない白だったりする。それが平気なのがキャリアウーマン。オフィスでしっかり仕事さえできれば、通勤用のスニーカーにまで気を配るのは、お金と時間の無駄って考えているのか?
通勤用スニーカーのままジムへ
スニーカーは白っぽいのが主流。 |
冬になるとNYは寒さが厳しいのでスカートを履いてる女性を見かけなくなる。それでもパンツスーツやビジネスライクなパンツなので、通勤中はブーツを履いていたり、雪の日にスノーブーツを履いていても、オフィスにてパンプスに履き替える人もいる。とはいえ、NYにもオフィスに着けば逆にサンダル履きという、IT業界でも客先に出ない裏方のエンジニアもたまにいるが・・・・・・。
さてマンハッタンへ通うビジネスマンの通勤風景は?次のページへ。