ニューヨーク/ニューヨーク関連情報

私の実体験からレポート NYで出産する<前編>(2ページ目)

アメリカで出産するのは、大変だ。日本のように産前産後を病院で過ごすのとちがって、陣痛が始まって5分間隔になってから病院へ入り、出産、滞在は2泊3日。

執筆者:溝口 弘恵

血糖値の検査(Glucose Test)


28週前後に血糖値をみて妊娠糖尿病になってないかを確認する。この検査はドクターの指示があってから、自分で検査日を予約して産婦人科とは別のオフィスへ行く。検査の前日は、午後12時からいっさい何も口にしてはいけない。

検査ではオレンジジュースみたいなものを飲まされ、一時間後に採血する。結果は担当のドクターに通知される。ちなみに私は糖尿の疑いがあったので別の日にもう一度うけた。2回目は3度も一時間ごとに採血され、血糖値の変化をみた。

分娩する病院ツアー


ドクターが指定の分娩するための病院を見学に行く。参加は自由だけど、たいていが大きな病院なので、緊急の場合にすぐに産科へたどり着けるようにしておくため行っておいたほうがいい。事前に予約をして、たいていは夫婦で参加する。

NYUメディカルセンターの分娩室にはCDラジカセやテレビもある。

私はNYUメディカルセンター へ見学に行った。当日は、分娩室や病室を見せてくれる。質問などがあれば、案内してくれる人に聞く。このとき駐車場の場所も聞いておいたが、結局、私の陣痛が始まったのは混雑する時間だったので駐車できなかった。夫は車を自宅に置いて、地下鉄で戻ってきた。

新生児のベッドも用意されていた。ちゃんと温度調節機能つきっていっても、使う間もなく車椅子で病室へ移動した


さて次回は、いよいよ分娩のレポート。無痛分娩から割礼までアメリカならではの出産!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます