4/4 ぶらり歩きの旅！五条?七条モデルコース [京都の観光・旅行] All About

五条から西に続くエリアコース

東山五条よりほんの少し行くと「雨の日は、変わり種の美術館で決まり！」でもご紹介した河合寛次郎記念館があります。

あくまでもイラストマップです。詳細は、地図にてご確認ください。

■河合寛次郎記念館

この辺りは、昔ながら家があり、風情ある場所です。

大正、昭和と京都を拠点に活動した河井寛次郎が、実際に暮らしていた家を記念館とし、作品等を展示しています。

所在地：京都市東山区五条坂鐘鋳町569
TEL：075－561－3585
拝観時間：10：00～17：00（入館受付16：30まで）
休館日：月曜日（祝日は開館、翌日休館）
交通・アクセス：京阪本線「五条駅」下車10分
HP：http://hcn.plala.or.jp/fc211/sagi/
地図：Yahoo!地図情報

たばこ工場発祥の地という碑があるのみ。長楽館と同じ時代の建物です。

さらに、渋谷通りを西に行くと、明治のたばこ王といわれた村井吉兵衛が起こした村井兄弟商会の製造工場があります。明治の洋風な煉瓦造りの建物は、この辺りでは際立つ存在。現在は、「関西テーラー」という看板のみ。裏の器械館は、短期滞在型の賃貸住宅となっています。

■方広寺
ここは、豊臣秀吉によって建立されました寺。秀吉は、奈良・東大寺に倣った大仏殿を文禄4年（1595年）に完成させました。奈良の大仏よりもさらに大きかったとの事です。しかし、慶長元年（1596年）の地震で倒壊、豊臣秀頼により再建されましたが、寛政10年（1798年）に落雷による火災で焼失してしまいました。

また、日本三大名鐘の1つである国家安康の鐘（重要文化財）があります。この鐘が切っ掛けで、徳川家康の怒りを買い豊臣家が滅びたとされています。

所在地：京都市東山区大和大路通七条上ル茶屋町527-2
TEL：075-531-4928
拝観時間：9:00～16:00
交通・アクセス：京都市バス「三十三間堂前停」下車5分
地図：Yahoo!地図情報

■豊国神社

秀吉ゆかりの寺を感じさせる、豪華な寺です。なんだか出生しそうな絵馬や御守りが。

方広寺と同じく大和大路通りに面し、正面通りの突き当たりにあるのが、ここ豊国神社。豊臣秀吉の死去の翌年の1599年（慶長4年）に、方広寺の鎮守社として廟所が建立されたのが始まりです。もともとは、阿弥陀ヶ峰（墓所のある場所）の中腹にありましたが、徳川家により取りつぶされました。その後、明治になって、大仏殿後のこの地に建てられました。

ここには、秀吉にちなんだ千成瓢箪の絵馬が、鈴なりになって吊されています。その他に、幸せを呼ぶ千成瓢守やひょうたんなどもあります。

所在地：京都市東山区大和大路通正面茶屋町530
TEL：075-561-3802
HP：http://www.kyoto-16sha.jp/j_hokoku.html
交通・アクセス：京都市バス「博物館三十三間堂前停」下車徒歩5分
地図：Yahoo!地図情報

京都ならではのお菓子をどうぞ！

この近くには、お抹茶茶碗のお菓子で有名な白寿焼の店、和菓子屋「甘春堂・東店」があります。茶房や和菓子の実演、和菓子教室などもされています。

観光地化されているせいか、名前からのイメージと違い、立派な塚です。

「甘春堂・東店」の向いには、耳塚があります。豊臣秀吉の朝鮮出兵（文禄・慶長の役1592年～1598年）時、討ち取った朝鮮・明国兵の耳や鼻をそぎ、持ち帰ったものを葬った塚です。この辺り、一帯を散策すると太閤さんにまつわる事が一杯です。

建物も老舗の雰囲気たっぷり！是非、ここにしか無いお料理を。

その他には、川端通りより一筋東側の通りを南に行くと、京麸・京ゆばの老舗店「半兵衛麩」があります。ここは、京麸・京ゆばの販売は、もちろんの事、茶房にて京麸・京ゆばのみを使った「むし養い料理」をいただけます。大変な人気のため必ず予約を・・・。

そして、、五条大橋西に渡るとお洒落なカフェ「efish」があります。ここは、鴨川沿いにありホッとする空間です。