【contents】
■京都の避暑地でリラクゼーションな時を過ごす旅・比叡山・ガーデンミュージアム比叡……P1
■京都の夏の風物詩の川床とゴージャスな一時を過ごす涼なる旅・ハイアットリージェンシーの川床プラン……P2
■水辺の涼しさを求めて舟遊びを楽しむ旅・伏見十石舟など……P3
■街中でアカデミックな涼しさを楽しむ旅・京都文化博物館など……P4
京都の避暑地でリラクゼーションな時を過ごす旅
ガーデンミュージアム比叡より琵琶湖側を望む景色。この景色をみるだけでも爽快な気分になります。 |
比叡山と言えばハイキング?というイメージがありますが、車やロープウェイであっという間に山頂に着いてしまいます。バスや車で登るのもよいかもしれませんが、その場その場で、涼感を感じられるケーブルとロープウェイがお奨め。また、お得なセットの割引券も販売しているので、チェックしてください。(※1)
京阪本線の終点・出町柳駅から叡山電鉄に乗り換え、八瀬比叡山口駅へ。そこからケーブルとロープウェイを乗り継いでたったの15分弱。あっという間に、市内より5~6度以上も温度差のある山頂に到着します。また、なんだかとても懐かしいケーブルとロープウェイ。ケーブルなど窓がない席に着くと心地よい緑の香りを体で感じる事ができます。
夏のお花が、あたり一面に咲いており、その中に印象派の陶板画が、周りに溶け込んでいます。京都には、このような大きな洋庭園を見る事ができるスポットは、少ないです。 |
山頂の駅目の前に、今回ご紹介するガーデンミュージアム比叡があります。ここは、印象派の画家たちが風景や花々の色彩をモチーフにし、デザインされた庭園の中に印象派の画家達の絵を陶板として再現し、展示されている庭園美術館です。
モネの名画を再現した「睡蓮の庭」、香り高き様々なバラを敷きつめた「ローズガーデン」など名画そのままの世界が、比叡山頂の清涼な空気と陽光の中で堪能できます。 |
ここの園内はそれぞれテーマ毎に分かれており、年間を通して約1500種類、10万株の草花が咲いています。例えば、「香りの庭」は、南フランスプロヴァンスの丘陵をイメージした庭園。ラベンダーやローズマリーなど、色々な種類のハーブの香りを楽しみます。「睡蓮の庭」は、睡蓮の咲く池、藤のからまる太鼓橋などモネが愛したモチーフをふんだんに取り入れた日本風の庭園を再現しています。
すべてが、トータルにデザインされているため、その季節に楽しめる花々が満開に咲いています。澄みきった空気の中に色とりどりのお花が、一層引き立ちます。そして、園内は女性スタッフの方が多く、全体に明るく優しい印象を受けました。 |
澄みきった空気と一面に広がる花々の美しさ、その花や緑の香りがより一層涼感をもたらします。そして、ここから望む日本一大きな琵琶湖の風景も素晴らしく、一層清々しさを感じます。さらに、展望台に上がり望遠鏡を覗くと京都市内が一望でき、鴨川や細かな観光名所も見られ時間が経つのを忘れてしまうぐらい楽しいものです。
是非、こちらのオープンカフェで、くつろぎの一時を過ごしてください。絶景の景色を見ながら食事をするなんて、最高の贅沢です。 |
もちろん、お庭や展望台以外でお奨めなのが、「Cafe de Paris」というオープンテラスがあるカフェ。食事をしながら琵琶湖を眺めながら涼しい風にあたり、ゆっくりチーズでワインを飲むそんな雰囲気のお店です。市内のオープンカフェも良いですが、暑い夏はさすがにクーラーの効いた部屋から外を眺めたいもの。しかし、ここは山頂の避暑地!自然の心地よい風と絶景を存分に楽しめます。
あれもこれも買ってしまいたくなる程素敵なグッズばかり。ローズティーやローズ蜂蜜などお勧め! |
1日存分に楽しめるこのガーデンミュージアム比叡。周りには、天台宗総本山・延暦寺もあります。また、ゆっくりと比叡山エリアを楽しみたい方は、フレンチスタイルのホテルロテル・ド・比叡に宿泊しながら、散策するのもお奨めです。身近に楽しめる京都の涼なる旅を楽しんでみませんか。
※1 ガーデンミュージアム比叡のアクセスページにて要チェック。
※2 文中の写真は、ガーデンミュージアム比叡よりご提供いただきました。
■ガーデンミュージアム比叡
所在地:京都市左京区修学院尺羅ヶ谷四明ヶ嶽4番地
TEL: 075-707-7733
開園時間:4月20日~12月2日10:00~17:30・7月14日~9月2日の土日祝と8月9日~8月19日10:00~21:00
定休日:無休(12月3日~4月19日冬季休園)
HP:http://www.garden-museum-hiei.co.jp/
交通・アクセス:叡山電鉄「八瀬比叡山口」駅よりケーブル・ロープウェイにて「比叡山山頂」駅
地図:Yahoo!地図情報
<関連サイト>
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