沖縄の観光・旅行/沖縄関連情報

沖縄の染・織・陶・工芸にアーティストの技を観る 個性を競う沖縄のモノづくり(2ページ目)

卓越した技を持つ沖縄の工芸家たちの作品を紹介いたします。いずれのアーティストもHPを持っていないため県外ではあまり知られておりませんが、機会があれば足を運んでくださいね。

執筆者:鈴木 雅子

吹きガラス体験もできるガラス工房「匠工房」

吹きガラス・匠工房の作品
個性を競う琉球ガラス
読谷村「座喜味城跡」のある県道12号線沿いに吹きガラスの個人工房「匠工房」があります。アーティストは松田英吉さん。彼の作品の特徴は「海」。波を模した波線グラスなど、オリジナリティーに富んだ作品で注目されています。

「匠工房」から生み出されたガラスたち。可愛いトンボ玉のアクセサリーから、不思議な質感をもつランプなど、いずれの作品もガラスの持つ魅力を思う存分引き出しているように感じました。

吹きガラス・匠工房の作品
オリジナリティーあふれる匠工房の琉球ガラス
現在、琉球ガラスは新たな発展段階に入っているようですね。「匠工房」も含めて、スタジオガラスと呼ばれる個人工房が県内各地で個性的な作品を生み出しています。詳しくはこちらの記事「琉球ガラスに新たな魅力」をご覧下さい。

ガラスとは、光の芸術でもあるのですが、沖縄に降り注ぐお日様の光があってこそ生まれた作品たちだな~と実感しています。匠工房では、吹きガラス体験もできますので、オリジナルな作品づくりに挑戦してみてください。

【匠工房】
所在地・沖縄県中頭郡読谷村座喜味1259
電 話・098・958・6822 
営業日・年中無休・9時~18時
駐車場・10代程度
MAP・Yahoo!地図情報

貴族のための織物を今に伝える首里織の「草木家」

草木家の首里織
自然のあでやかな色を引き出す首里織
東南アジアや中国との交易が盛んだった琉球王国時代、沖縄では実に多種多様な織物が生まれました。各地から伝わった織の技術をもとに創意工夫が重ねられて今に至っています。

なかでも、琉球王府の城下町として栄えた首里では、貴族・士族用の格調高い織物が織られてきました。首里織には2系統あります。庶民的な藍染の白絣・紺絣、そして王家・貴族専用として織られた華麗な色彩の花倉織や道屯織です。

織り処・草木家の作品
草木家の織物に美を見る
織り処「草木家」もまた、格調高い首里織の工房です。自然の優しさ、人の手の暖かさを感じさせてくれる織物たちでした。人間の作り出すモノたちには、人の想いという「命」があることを実感させてくれるでしょう。

首里には「草木家」をはじめ、琉球時代の技と匠を今に伝える工房がいくつもありますので、そんな工房めぐりも楽しいですね。首里桃原町には首里織工芸館もあります。

【草木家】
店舗・那覇市首里真和志町2・2
電話・098・885・6779
MAP・Yahoo!地図情報
工房・那覇市首里大名町2・22
電話・098・885・0909
ギャラリー・那覇市首里大名町3・63
電話・098・882・3129


■1ページ
・やちむんカフェ・ゆしびんの漆喰シーサー
・やちむんの新潮流を「さとし陶房」に観る
■2ページ
・吹きガラス体験もできるガラス工房「匠工房」
・貴族のための織物を今に伝える首里織の「草木家」
■3ページ
・座安木工所のチャーギ家財に職人の技を知る
・藍染なみかわが生み出した赤土の「マージ染め」
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