沖縄美ら海水族館がオープンしました。「世界初」の試みと「世界1」の施設を誇る水族館誕生です。

この記録がいつ破られるかは分かりませんが、内田詮三館長さんは「世界トップクラスの水族館の位置に立ったと考えている」とおっしゃっています。それもそのはずで、まさか実現できるとは思わなかったマンタやジンベエザメの飼育とともに、10組の生物飼育がギネスに登録されています。

美ら海水族館のオフィシャルサイト
ご利用案内とアクセス方法など

1ページ=何が世界1でしょう
2ページ=新水族館の館内案内
4ページ=近隣観光スポット


【世界初のサンゴ飼育】

沖縄を取り巻くサンゴ礁を再現しました。生きたサンゴを大規模な水槽で飼育するのは世界初の試みです。そのためには困難な条件をいくつもクリアしなければなりません。

まず、常時天然の海水が必要なこと。海洋博公園から沖合い300メートルの伊江島沖まで導水管を伸ばし、新鮮な海水を1時間あたり3000トンも取水しています。

サンゴを育てる上で欠かせないエネルギーが太陽光です。サンゴは体内に渇虫藻というプランクトンを共生させているそうで、サンゴは光合成を行うプランクトンから養分を得ています。

サンゴ飼育槽は自然光が入るように天井がありませんので、真上からサンゴを観察することもできるんですよ。

【世界初のジンベエザメ複数飼育】

世界最大級の大きさを誇る水槽では、世界初の試みが行われています。それがジンベエザメの複数飼育なのです。

ジンベエザメの大きさをご存知ですか。なんと、最大14メートルです。彼らは、餌を食べるときに体を垂直にするという習性があるんですって。旧水族館の水槽スペースではそれが不可能でしたので、ジンベエザメを訓練して水平餌付けを行っていました。

新水族館の「黒潮の海」は海水容量7500トン。全長8メートルから9メートルクラスのジンベエザメなら自然界と同じ状態で餌を食べられます。

現在、3匹のジンベエザメが複数飼育されています。しかも、あと1匹増やす予定とのこと。2匹までの複数飼育例は国内でも何例かあるそうですが、3匹以上となると世界初とのこと。ジンベエザメたちの豪快な遊泳シーンを楽しんでください。

【世界1のアクリルガラス】

新水族館の目玉はもなんといっても「黒潮の海」。その大水槽の正面は高さ8.2メートル、幅22.5メートル、厚さ60センチのアクリルガラスで出来ています。継ぎ目が全く分からないアクリルガラスの厚さが世界1なんだそうですよ。

この水槽は、1部がトンネルになっています。ジンベエザメの遊泳シーンを下から眺めることができますし、真上から見ることもできます。巨大ガラスのそばには喫茶コーナーがありますので、くつろぎながら観察するのもいいですね。

【世界初のマンタの飼育】

ここにはもう1つの「世界初」があるんですよ。それがマンタの飼育です。エイ科のマンタは、宇宙船のように優美な姿をしています。とっても大きいのですが、プランクトンを食べるおとなしい海中生物です。その生態や繁殖行動はまだ解明されていないそうです。

マンタの飼育を世界中の水族館が飼育を試みましたが、トップを切って飼育に成功したのが美ら海水族館。しかも、4匹もの共同飼育ですから、優雅なマンタの群泳シーンを見ることができます。

それでは、美ら海水族館に出かけてみましょう。次のページは館内情報です。