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12月の美味しい話~旬の味・お店案内(2ページ目)

【12/28更新】12月に食べておいしい旬の食案内を日記風に綴っています。今月は時節柄、魚介たっぷりのブイヤベースなど、温かい料理の話が中心にご紹介。

執筆者:小西 由稀



旬魚たっぷり贅沢なブイヤベース
フランス料理ガストーラ From:釧路

釧路に行ったら、ぜひ寄っていただきたいのが、フランス料理「ガストーラ」。その日の釧路産の魚介類を中心に、白糠町・茶路めん羊牧場産の羊など、地元をはじめ主に道東の食材で、素材の力を明快に生かした料理を楽しめます。オープンして4年目。味に保守的といわれる釧路っ子の心をガシッとつかんでいる評判店です。

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▲ぷりぷりのタチ、カキ、ツブ、ぶつ切りのタラやババガレイも旨っ♪

この時期におすすめしたいのは、ブイヤベース。丁寧にとった魚のスープに、旬の魚介の旨味を加えたフランス版の鍋料理。その日の漁模様で使う魚介は異なりますが、私が行った日は地元産のタラを中心に、ババガレイ、ホタテ、カキ、ツブ、アサリなどが入った豪快かつ豪華な内容に! タラ1本を使いきることから辿り着いた料理だけに、タラは身にぷりっぷりのタチ(白子)、肝、チュー(胃)まで味わえます。

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▲撮影に一人前分を取り分けもらいました。これでざっと2~3人前。予約は2人前から
ガストーラでは最初に具を味わってから、旨味の塊のようなスープをいただく趣向。もう、スープの旨味の濃ゆいことといったら、たまりませんっ! サフラン風味やアイオリソースで食べるブイヤベースが多い中、このブイヤベースは釧路の冬の旬魚をそのまま堪能できる逸品。機会があれば、ぜひ予約して出かけてみてくださいね。

【DATA】ガストーラ
釧路市中園町2-8 | TEL0154-31-3635
http://gustora.com/

<関連サイト>
ガストーラのブイヤベースを紹介した記事
(From:好評連載中!読売新聞「恵みの大地」)



冬の旬味・取り合わせの妙
desco(デスコ) From:札幌

久々に「desco」に行ってきました。冬の旬味、それも取り合わせの楽しいメニューが揃っていました。ちらりとご紹介。

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▲マツカワカレイの昆布締めを、低温で火を入れたサロマ産牡蠣のタルタルでいただく贅沢な前菜


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▲トリュフが眩しい! さすが師走ですね(笑)。鮭児を瞬間スモークにした一品。まるで生ハムのような食感となめらかさ


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▲再びトリュフ! なんと真ダチをソースにしたネギのスパゲティ。濃厚でクリーミーな真ダチは漉してソースにしてもアリですね。カイエンヌペッパーの辛味が味を締めます


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▲今シーズン初のエゾシカ。おいしかったぁ。ロースをローストし、ゴルゴンゾーラのリゾット、柿のペーストと一緒にいただきます


真ダチ(マダラの白子)は濃厚なクリーミーさばかりではなく、ダシというか旨味もしっかりあるんですよね。このパスタで、真ダチのおいしさを再発見しました。これから厳冬にかけてがおいしい時期。冬ならではの滋味をぜひどうぞ。

【DATA】desco デスコ
札幌市中央区南4西6 はれ晴れビル2F | TEL 011-219-8823

<関連サイト>
夏に紹介したデスコの記事(From:当サイト)
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