ツアーのご紹介前に、これからが絶品の本マグロ情報からご案内していきましょう。
絶品の松前沖”下り”本マグロ
生ならではのとろける美味しさ
この日揚がった本マグロは130kg台。キレイな目をしているでしょ!! カマの部分も美味しいんですよね |
日本の南方海域で生まれた本マグロは、エサを追って春~夏にかけて北上。しばらく北海道沖で栄養を蓄え、秋の南下に備えます。一説には、真イカを追って北上する日本海の本マグロは、真イカのコクがマグロの旨みをさらに深くさせるのだとか。
好漁場である道南地方の松前町の沖(日本海)は、本マグロのエサ場であり、回遊の通り道。毎年7月上旬から”上り”マグロの漁が始まりますが、地元の漁師さんが言うには、「食べて旨いのは10月に入ってからの”下り”マグロだな」とのこと。日本海で栄養と脂肪を増やしぱんぱんになった下りマグロは、味わいの良さもお値段の良さもグンと跳ね上がります。
本マグロの漁獲は、家族にとっての慶事。漁港ではそれぞれの漁師の家族が、お父さんと本マグロを出迎える |
これはイカの仕掛け方など、各船ごとの門外不出の技があり、そこが釣果の分かれ目になるそうです。そこが、本マグロ漁は当たっても外れても大きい”博打”のような漁といわれる所以なのでしょう。
南洋生まれのマグロは体温が高く、漁協関係者によると「40度くらいかな」とのこと。釣り上げるまでの時間が短いほど、マグロの体温が上がらず、質の良さにつながるんだそうです。延縄にかかった本マグロはすぐに船上で活締めにし、体を氷冷します。港に戻ってからは、素早く重さを量り、氷水でさらに冷やされます。
豊かな環境と漁師さんたちの技と手間が、北海道沖”下り”本マグロの美味しさを支えているんですねぇ。
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