四季のイベントを総ざらい 京都の年間スケジュール

京都人は四季に敏感だ、とよく言われますが、この街には季節の変わり目を感じさせるような催しやイベントがたくさんあります。このページでは、月ごとの特徴や気候と、主要イベントをご紹介します。

京都の春

京都

4月に入ると、各地で桜が満開に!

京都の春は都おどりと共に訪れます。これは、祇園というエリアに所属する舞妓さんたちが、衣装も、帯も全て新調して日頃練習した舞を披露する催しです。息を呑むほど美しいステージの上だけではなく、観客席も必見。上品かつ洗練された着物を着こなした地元の人々が、年に一度の晴れ舞台を楽しみに訪れます。
そして4月上旬頃から各地で桜が咲き、花見客で賑わい始めます。

4月:桜は意外と見ごろが短い!

京都

平安時代の優雅な空気を今に伝える「曲水の宴」

桜の開花は4月上旬から4月下旬までで、場所ごとに咲くタイミングが異なります。東山が早く、西山が遅い、と大まかに傾向はあるものの、見たいときに見られるかどうかは運次第です。観光案内所やJRなどの主要駅には最新の開花状況が掲示されていますので、そちらもチェックしてみてください。

4月1日~ 都おどり(祇園甲部歌舞練場)
「ヨーイ ヤサー」の掛け声と共に春の到来を告げる、古都の風物詩です。これを見ないと京都の春は始まりません。ぜひチケットを手に入れてみてください。

4月上旬:桜の開花(市内各所)

4月第2日曜 やすらい祭(北大路・今宮神社)
平安の昔、サクラの散る頃になると疫病が流行したため、疫病退散を願って始まったお祭りで、飛び跳ねる氏子や音楽が愉快です。

4月下旬 壬生大念仏会(四条大宮・壬生寺)
壬生狂言が毎日繰り広げられます。無言劇ですが、奇妙な動きなので誰でも楽しめます。

4月29日 曲水の宴(伏見・城南宮)
水の流れに沿って座った歌人が、時間内に詩歌を詠むお祭りです。装束も十二単など本格的で、平安時代を思い起こさせるような優雅なお祭りです。

5月:平安京以前から続く葵祭が開催

5月15日には葵祭が開かれます。このお祭りは、平安京ができる前から受け継がれている祭りです。いかにも優雅に、ゆっくり進行するので、せっかちな人は1日中見ているのは辛いかもしれません。地元の人も、チラッと眺めに行くくらいです。

5月5日 競馬会神事(上賀茂・上賀茂神社)
900年以上前から続く祭りで、2頭の馬が全力疾走し、その勝ち負けによって、豊作かどうかの見通しを占うものです。

5月15日 葵祭(京都御所~下鴨神社)
平安時代の装束をまとった人々が、牛車とともに、御所を出発して下鴨神社まで練り歩くお祭りです。京都三大祭の中でも最も古いお祭りで、総勢500名を超える隊列は優雅そのもの。

5月第3日曜 三船祭(太秦・車折神社)
嵐山の大堰川に御座船・龍頭船・鷁首船など20数隻を浮かべて、平安時代の船遊びを再現する祭りです。見ごたえがあります。

6月:静かなお寺も騒がしく…

桜も葵祭も終わって6月になると、梅雨も始まり京都は短いオフシーズンとなります。では、京都はこの時期を狙えば上手に観光ができる……と思いきや、実は6月は全国各地から修学旅行生が大量にやって来るため、有名な寺社はおもちゃ箱をひっくり返したような大騒ぎになります。特に週末は、お寺の風情を味わうどころではありません。寺社へ行く方は、夕方から出かけましょう。雨が降らなければ、気候的には過ごしやすいです。

6月1日 京都薪能(岡崎・平安神宮)
夜、かがり火を焚いた幻想的な雰囲気の中、能を見ることができます。

6月中旬から 鵜飼(嵐山、宇治川)
船上の至近距離から、伝統的な鵜飼を楽しむことができます。

6月中旬 京都五花街 合同伝統芸能特別公演
京都の5つの花街の舞妓さん、芸妓さんが一堂に会し、優美な踊りを披露します。

6月30日 夏越の祓(市内各所)
1月から半年間の罪のけがれを祓い、夏以降の疫除けを祈願する行事です。