ANA国内線に「プレミアムクラス」誕生へ(2ページ目)

料亭とコラボしたお弁当「匠味」や朝食スープ路線が拡大

時間帯に応じて違った機内食・軽食をお楽しみいただけます

次に「プレミアムクラス」の機内食についてです。現在、機内食が提供される時間帯（朝食：9時以前の出発便、昼食：12時～13時の間を30分以上飛行する便、夕食：18時～20時の出発便）については、現在とほぼ同じスタイルで機内食が提供されますが、「スーパーシートプレミアム」で好評である、各地の料亭とのタイアップ機内食「匠味」（昼食・夕食）、朝食時間帯に通常タイプの朝食と1週間毎に交互に提供される体に優しいスープ「Premium Soup」が現在の羽田出発便（スープについては伊丹出発便でも提供中）に加えて、伊丹・札幌・福岡発便にも拡大されます。

食事提供時間帯以外は「茶菓」→「軽食」に変わる

シャンパンや高級ワインのアルコール類、コーヒーの高級化（プレミアムコーヒー）、健康志向のお茶など、お飲み物の種類が豊富になります。

食事提供時間帯以外については現在、「茶菓」として半月替わりで洋菓子・和菓子を提供してますが、「プレミアムシート」サービス開始後は、「軽食」の提供となり、サンドイッチやおにぎり、フルーツ、おつまみ、生菓子など時間帯に応じたメニューをセレクトしたものを、1つの箱に詰め合わせた形での提供になります。

全時間帯共通ですが、機内ドリンクの種類が豊富になり、シャンパン・高級ワイン・チューハイ・日本酒・プレミアムコーヒー・野菜ジュース・健康志向のお茶・ソフトドリンクをお飲みいただけます。

羽田空港・伊丹空港のラウンジが使える

「プレミアムクラス」利用者は同行者1名様と共に羽田空港と伊丹空港のラウンジ「signet」が利用できます（写真は羽田空港の「signet」。

今回の「プレミアクラス」サービス開始で新しくサービスが開始されるのが空港ラウンジ。これは数年前に旧「スーパーシート」の料金を値下げした際に廃止されてしまったサービスでしたが、お客様からご要望が多かったこともあり、「プレミアムクラス」利用者は、羽田空港と伊丹空港のラウンジ「signet」に限り、利用者本人に加えて同行者1名（一般席利用者）が利用できます。

ラウンジサービスについては、2007年12月1日（土）～2008年3月31日（月）までの期間、羽田空港及び伊丹空港発の「スーパーシートプレミアム」利用のANAマイレージクラブ会員に限り、先行サービスとしてラウンジが利用できるそうです。

従来通り、専用チェックインカウンター、専用の保安検査場の利用（羽田空港）、機内への優先搭乗サービス、手荷物の優先お受け取りなどのサービスも継続されます。


最後のページでは、「プレミアムクラス」の運賃、1年間乗り放題パス、更にマイル積算について紹介します。