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消えゆく日本の「乗り物ホテル」(2ページ目)

列車ホテル、シップホテル。70-80年代には一世を風靡した乗り物ホテルも今では風前の灯火。わずかに残る乗り物ホテルに泊まりに行ってみませんか。

井門 隆夫

執筆者:井門 隆夫

旅館ガイド

わずかに残る乗り物ホテル

まきばの銀河鉄道
牧場の鉄路に静かにたたずむ「銀河鉄道」。
日本に残る、列車ホテル。
それは、岩手の草原の上の「サザンクロス行き銀河鉄道」。SLの引く3両(15室)の客車は、「まきばの銀河鉄道」と名付けられたSLホテル。
場所は、小岩井農場の中。静寂の闇に包まれ、満天の星空の下、宮沢賢治に思いを馳せることにしましょう。4月から11月上旬までの週末やお休み期間中のみの営業です(08年)。いまや日本に唯一残る「SLホテル」です。

タイトル
20系ブルトレをそのまま使う関ロッジ。車内も3段カイコ棚ベッドが残る。(「海外の鉄道風景集」さんブログより)
でも、「週末以外も泊まりたい」「改装されていない本物の列車がいい」というマニアックな方なら、国民宿舎「関ロッジ」(三重県)、その名も「ブルートレイン」!
鉄道ファンなら涙しそうなこのホテル。この車両(客室)をいつまで残してくれるかが問題で、今のうちに泊まりにいってみることをおすすめします。原形をとどめた、貴重な日本最後の「ブルトレホテル」と思われます。しし鍋、キジ鍋など、鍋料理も楽しみです。

おがさわら丸
父島二見港に停泊する「おがさわら丸」。シーズン中には「ホテルシップ」として、停泊中にホテル代用となる。
そして、シップホテルですが、常時営業のホテルは現存しません。ただ、年始などのシーズン中のみ、東海汽船のおがさわら丸が、小笠原父島停泊中に「ホテルシップ」となります(08年現在)。特等船室を使っても1人一泊二食付き9,500円。もちろん、小笠原への往復もこの船に乗ることになるので、「この日ばかりは特等で」という泊まり方もありでしょうね。
・・・というように、日本には、乗り物ホテルがほとんどなくなってしまいました。わずかに残る乗り物ホテル体験をぜひ今のうちにしておくのはいかがでしょう!
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