まずは、占いや伝承民俗体験

スピリチュアルな旅が、流行の兆しをみせています。
宿坊やお遍路。霊場観光。瞑想・坐禅。ヒーリングスポット。
物質的豊かさを極めてしまった日本人が、「旅」に精神面での豊かさを求め始めたといってもいいでしょう。今回は、北の地へ。スピリチュアルなプチ旅行に出かけてみましょう。
あさやの占い師
鬼怒川温泉あさやホテルではあなたを占ってくれる。
一泊目は、鬼怒川温泉の「あさやホテル」。高層吹き抜け空間と数々のバイキング料理が名物の温泉旅館。季節によっては一人旅プランも受付けています。
その4階の隅に、たまに順番待ちの列ができているのを見かけます。
そこは、占いコーナー
お二人の先生が、浴衣姿のお客さんの相談を受けています。日本で珍しい「占い師のいる温泉旅館」で、まずは、ゆっくり。
占ってもらったら、北の方角は「吉」。さて、さらに北へ進みましょう。
二泊目は、秋田新幹線「こまち」に乗って、男鹿温泉郷へ。
なまはげを迎える儀式
大晦日の夜、なまはげはやってくる。
男鹿と言えば、なまはげ!
東北各地では、年末になると、地域や商売・農業など様々な神様を祀る「年取り(歳取り)」行事の風習が残っています。その最後に行うのが「年神様」の年取り。男鹿半島では、年神様の化身が大晦日の夜にやってくるのです。そう「なまはげ」。
「泣ぐ子はいねがあ!」とやってきた神様に、酒を振舞い、ハタハタなどの年取魚の膳を差し出します。なまはげが口をつけた酒はお神酒となり、家族でその杯を飲み回すと翌年も幸せな年が訪れるといわれています。
元湯雄山閣のなまはげ風呂
なまはげの口から間欠泉のようにお湯が飛び出る。
その「なまはげ」風習を学び、体験ができるのが男鹿真山伝承館。なまはげは「童貞のワカモノ」が役を果たすと言い伝えられてきました。さて、あなたが会えるなまはげはイケメン・・・?
・・・そんな余計な邪念を振り払いつつ、訪れた今日の宿は、高台にある「湯元雄山閣」。
宿名のとおり、塩化物泉の源泉を持ち、なまはげの面が飾られた温泉大浴場が自慢。黄色がかったお湯は芯からカラダを温めてくれます。
真山万体仏
お堂のなかには、万体の仏様が並んでいる。
そして、男鹿の民俗を訪ねようと散歩した先で出会ったのが「真山万体仏」。なまはげの蓑藁がからまったお堂の中には・・・一面、木の棒(と思ったら仏像)にティッシュが巻かれています。こ、これは・・・!