
辺りは見渡す限り棚田と広葉樹の緑。
オープンエアの廊下を歩むと
客室のドアには揺れる野の花が歓迎してくれている。
テレビも時計もない部屋では、静かにケイコ・リーのヴォーカル。
お気に入りのCDと浴衣はフロントで借りてくる。
夜。カウンターダイニングで、シャブリとともに特注の田舎寿司を堪能した後は、リバーサイドBarで時として言葉を忘れてみる。

湯上がりには、テラスのデッキチェアにもたれ
流れ星を数えよう。
少し寒くなったら書棚の前のソファに陣取って
手塚治虫でも眺めながら、まどろみの心地まで
もう一杯・・・
そんな「極上の隠れ家ライフ」のできるデザイナーズホテルがある。

この宿を教えてしまうと、毎週ここに通う常連さんに怒られてしまうかもしれない。でも、おらが村のオーベルジュを誇りにする人たちがいるからこそ、この常識外れの料金が成り立つ。
お題目はいい。それは、どこにあるのだ! って?
では、まずこちらで待ち合わせて、旅立ちましょう。