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東邦大学附属東邦中学校(2ページ目)

「自然・生命・人間」の尊重を建学理念に、“プロセス重視型学習”と“自分探し学習”を重視し、高いレベルの教育を行う東邦大学附属東邦中学校。特に理数教育が充実しており、医学・薬学系への進学率が高い。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

 

東邦大学附属東邦中学校の大学進学実績

併設高校の卒業生のうち39名が東邦大学に合格(医薬計35名)。ほか国公立では東大2名、千葉大26名、東工大17名、筑波大10名、一橋大4名、東京外語大3名など。私立では東京理科大161名、早稲田大93名、明治大84名、立教大59名、慶應大55名、中央大48名、法政大35名、芝浦工大45名、北里大19名、星薬科大14名、東京医科歯科大3名、東京慈恵医大・東京医科大・自治医科大各2名などとなっている。(以上、2010年度)。

東邦大学附属東邦中学校の入試傾向

入試は前期・後期の2回実施。前期は1月21日、後期は2月3日(以上11年度)。

千葉エリアでは、渋谷教育学園幕張中学校、市川中学校、昭和学院秀英中学校(以上、共学。入試複数回実施)との併願が可能。東京エリアでは2月1日実施の開成中学校、麻布中学校、早稲田中学校(以上、男子校)、桜蔭中学校、女子学院中学校、雙葉中学校(以上、女子校)、2月2日の青山学院(共学)、本郷中学校(男子校)、豊島岡女子学園中学校(女子校)、2月3日の慶應義塾中等部(共学)などとの併願が可能となっている。

入試科目は4教科。傾向は以下の通り。

■国語
物語と説明文の2題で構成。物語では心情理解、説明文は論理的読解など基本を身につけておきたい。選択式と文中より抜き出す問題が中心。スピードも養っておくこと。

■算数
図形をはじめまんべんなく勉強しておきたい。計算力を高め、過去問題で傾向をつかんでおくこと。

■社会
選択式中心。裁判員制度など時事問題も出題される。地形図や統計、写真など資料を読みとる力を養っておく必要もある。基本的な用語も説明できるように。

■理科
化学・物理・生物・地学の4分野で構成。地震や皆既日食など時事的問題への備えも必要。計算力やグラフなど資料を読み取る力などをしっかりと養っておきたい。

東邦大学附属東邦中学校の学費

  • 入学手続時納入金 340,000円(入学金340,000 円)
  • 年間学費 548,100円(授業料342,000円、施設費36,000円、旅行積立金60,000円、諸会費・その他110,100円)
  • 初年度納入金合計 888,100円

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