理数教育が充実。東邦大学附属東邦中学校

東邦大学附属東邦中学校は1961年に開校。先行して開校していた高校に接続し、男子部・女子部に分かれて中高一貫教育をスタートさせた。1970年より共学となる。東邦大学は、大正期に開校した帝国女子医学専門学校を前身として1950年に創設。

「自然・生命・人間」の尊重を建学理念に、“プロセス重視型学習”と“自分探し学習”を重視し、高いレベルの教育を行っている。特に理数教育が充実しており、医学・薬学系への進学率が高い。部活も盛んで中学で8割強、高校で7割近い生徒が参加、学校も学業との両立を奨励している。

50,000平方メートルを超える敷地面積にはIT教室、OPEN PC室、450名収容の視聴覚大ホール、400席のカフェテリアなどを備えたセミナー館、400名収容の多目的ホール、図書館、2つのLL教室、コンピュータ教室などを備えた特別教室棟、300mの反射式望遠鏡や78mの太陽観察用の望遠鏡などを備えた天体観測室、2つの体育館、美術棟など、圧倒的に施設・設備が充実している。なお、高校での外部募集もある。

工夫が凝らされる“自分探し学習”

3学期制・週6日制で50分授業、月~金は6時間授業、土曜は4時間授業を実施、中学の理科は毎週実験を行うなど各教科とも理解のプロセスを重んじ、演習や実験・実習を多くしながら先取り教育を実践する。英語は中1よりオーラルコミュニケーションの時間を設置、日本人教員とネイティブ教員のティームティーチングによって授業を行う。

夏休み・冬休みは中学生希望者対象に主要教科の講習を実施、高校では休暇中講習のほかに「特別課外講座」として国・数・英合わせて8講座が放課後に開かれる。

“自分探し学習”として各教科での取り組みも工夫されている。中学では社会科の「社会科博士号」、英語科のレシテーション(暗唱)コンテストや英文絵日記、国語科の読書マラソンなど、生徒が各自研究や作成、発表などに取り組みながら興味・関心を深めていく。

年3回の「学問体験講座」は東邦の中高大連携によって実現したもの。大学理学部との実験授業として「ナノの世界—フラーレンとナノチューブ」「ホタルの光を人工的に再現しよう」「ロボットを作ってみよう?ロボット製作とプログラミング?」など魅力的な講座が並び、毎年たくさんの中高生が受講を希望する。このほか他大学から専門家を招いて講座も開催。