誰と行くか。目的は何か。予算はいくらか。
それを基準にぴったりの宿がみつかるとよいですね。
ここでは、「予算はそこそこまでなら大丈夫」「でも、団体客でなくて女性の個人客が主体で」「世代の違う母娘で行っても満足でき」「できればマッサージなどで普段の疲れを癒せる」「新しい」宿。
・・・という注目の宿を4軒ご紹介しましょう。
いずれも、今年改装を施し、女性の皆様に好評なお宿です。
ふきや（神奈川県・湯河原温泉）
「大切な旅行なのですが、東京から一時間圏内でいい宿ありませんか」。そんな声に何度も応えていただいた宿、ふきや。谷沿いに広がる湯河原温泉を望む高台に建ち、屋上に設えた“屋根のない”露天風呂からは星空が満天に広がります。高級宿なのに子どもにも優しく、湯上がりにはお部屋にかき氷を持ってきてくれます。お母さんにはビール、おばあちゃんには豆かんかな。お部屋では、江戸染めの本浴衣をはおり、リフレクソロジーや肩こりセラピー。冷酒がぴったり合う懐石料理に舌鼓を打ちながら秋の夜長を愉しみたい湯宿です。そんな「ふきや」がこの夏リニューアル。デンマーク製の椅子が似合うロビーが一層お洒落になりました。明神館（長野県・扉温泉）
「和」のリゾートとして最近女性誌を賑わしている明神館。この夏、その大リニューアルが完成したようです。胃腸に優しい温泉と自家製の野菜や米を使った懐石料理はこれまでも好評でしたが、信州の自然を満喫できる渓谷沿いの半露天風呂やフィトンチッド香る露天の寝湯、そしてタラソも受けられる3室のアロマルーム、それにダイニングルーム等が新築され加わりました。優雅な滞在も楽しめるそのスタイルは、自然を生かした和風旅館のひとつの完成形でもあり、昔の湯治場への回帰でもあるのかもしれません。小澤征二指揮するサイトウ・キネン・フェスティバルは毎年9月。城下町松本も旬の季節です。
