■野沢温泉(長野) 村のホテル住吉屋
かの黒川温泉が模範とした、日本の温泉の原点といえる野沢温泉。地域は、明るい「若者、ばか者、よそ者」によって支えられた「野沢組」と言われる伝統的な自治組織で助け合い協力し、外湯や麻釜など、かたくなに温泉情緒を守っています。村のホテル住吉屋は、ホテルの居心地と温泉旅館の情緒をミックスした源泉の宿。温泉入浴法について、何にも専務の河野健史さんをつかまえて聞いてみたいですね。(野沢にはこのほか「夜の支配人」とか面白い肩書きの人がたくさんいる、とにかく人懐こい温泉街です。)
■高峰温泉(長野)
夏には車でいける標高2000mの山上のランプの一軒宿も、冬にはなんと雪上車で林道を登ります。沸き出でる湯は血糖値を下げ、尿酸を排出する効能のある珍しい湯。これこそ、成人病予備軍の私にぴったりではないか。さらに、毎日スノーシューやXCスキーの講習会(無料レンタル付)もあり、滞在して健康を取り戻すには最高の温泉!といえるでしょう。食事は山の幸をふんだんに使った鍋だとか。温泉→運動→美味しい食事、これこそリラクゼーションの基本なのです! 近くでゲレンデスキーも可能です。
■垂玉温泉(熊本) 山口旅館
倉敷の旅館御園の女将、業界紙トラベルニュースの社長、長崎国際大学の観光学教授、のお三方と「絶対行こう」と約束した温泉宿。山の一軒宿なので外観は古く鄙びた感じですが、木の香あふれ硫黄の湯が満たされた内湯のみならず、数々の源泉露天風呂、そして囲炉裏傍の食事がこれまたいいじゃないですか。価格も手ごろ、近くには知る人ぞ知る泥湯とフレンチの地獄温泉清風荘もあり、阿蘇は、温泉の魅力が凝縮された地域ですね。
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