ガイドファミリーが挑戦した“田舎体験”夏休みレポートです。
海の幸にコシヒカリ、「八海山」に「越の寒梅」だけでなく、スイカや枝豆も美味い新潟の夏!
■1泊目 「貸民家みらい」
(幼稚園~小・中学生ファミリー、グループ向け)
関越自動車道六日町インターから約45分、数年前にほくほく線が開通するまでは陸の孤島だった新潟県松代(まつだい)町。その中心部から4kmほど離れた小さな村落が今日の宿泊地です。人の良さそうなご主人、若井さんに案内された民家は、地域独特の立派な木造造り。
山の中腹に立ち、家中の窓を開けると爽やかな山の風が吹き抜けます。
トトロに出てきそうな家は、外観に比べ内装はしっかりしていて、囲炉裏や板の間など残すべきところは残し、5つのウォシュレット付きトイレ等水廻りはペンション並み。さらに、真新しいシーツや布団一式、電子炊飯器、冷蔵庫、食器、タオル等、利用者が欲しいものは概ね用意されています。食料は十日町のジャスコか松代のAコープで買い出ししてから行きましょう。テレビもありますが、NHKしか映りません。
そしてイチオシは、薪で焚く露天風呂。オニヤンマの飛ぶ夕焼けの山の空を眺めながら、露天風呂で飲むビールは最高です!
【ファミリーの一日】
15:00 「みらい」(1号館)到着。車は3~4台置けます。子どもたちはオニヤンマ採り。オヤジ連は露天風呂焚き。奥方連は家を管理する若井さんのおばあちゃんと、茶豆にトマトもぎ。
17:00 井戸水を汲んで沸かした露天風呂のあとは、炭火でバーベキュー。地元産のとうもろこしとスイカの甘いこと!
18:00 「もう帰りなさい」と村落の音楽が鳴る。一番星が光る。
19:00 宴は、花火で打上げ。村では子どもの笑い声は大歓迎とのこと...。もう何度も露天風呂、ビール。子どもたちは家中を走り回る。
21:00 「もうおやすみの時間」と村落の音楽が鳴る。子どもは蚊帳にもぐり込む。夜はまだまだこれから。お決まりの怪談話。そのうち雑魚寝。
06:00 「まだ寝てるのか」と村落の音楽が鳴り、起きる。朝の散歩、夜露が足に冷たい。一汗かいて朝の露天風呂。
「貸民家みらい」
1泊素泊まり 大人3,500円、子ども3,000円、露天風呂使用料一日1,000円
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/wakaikyh/