さて次は、ダウンタウンの真中にある、チャイニーズベーカリー『Eastern Accents』にやってきました。このお店は、Ann Arborで一番最初に出来たアジア系ベーカリーなのだそうです。
お店に入って、ベーカリー用のショーケースをのぞいてみました。種類はさほど多くありません。せいぜい20種類程度。
見てみると、日本のパンととてもよく似ています。商品名を見ると、「Curry Beef」「Tuna」「Bacon&Onion」などが並んでいます。…見つけました、おかずパンです!
中は、さいの目に切られた甘めのポークBBQと、炒め玉ねぎ。日本の豚角煮まんの味に近い。おいしいです。パンも酸味がなくてやわらかく、日本のパンにとてもよく似ています。
実はこのお店のオーナー、パンの修行を日本でなさったのだそうです。だから、カレーパンまであるんですねえ。納得。ただ、そのデザインなどはやっぱり古め(笑)。(この日はお店にいらっしゃらなくて、お話を伺うことが出来ませんでした、残念。)
面白いのは、ショーケースのケーキコーナーの一番下の段に、焼きそばが置かれていたこと。さすがチャイニーズベーカリー。
Ann Arborで、やっと見つけたおかずパン。調理パンは、やはりアジア独特のパンでした。
実は、このベーカリーめぐりは、同じくグルメ・クッキングチャネルで「パン」のガイドをなさっている清水美穂子さんとのメールのやりとりから生まれたものです。
本格的にパンのことをいろいろ知りたい!方は、清水さんの「パン」サイトにぜひお出かけください。ていねいな取材・パンを愛する気持ちが伝わるクローズアップは、必見です。