韓国料理ミニ講座 |
■コチュジャン■
今回使ったコチュジャンは、ヒョンアさんが愛用している「にんにく入りコチュジャン」。ちょっとお味見させて頂いたら、とてもおいしかった!
にんにく入りというのは、ソウルでもとても珍しいものなのだそうです。ヒョンアさんはお友達からプレゼントで頂いたそうなのですが、ご自身もこれを売っているお店はソウル市内で1軒しか知らないのだそうです。韓国に旅行にいかれてもし見つけられたら、ぜひお試しを。
■卵で作るおもてなしの細工■
今回作っていただいたうどんなどの上に載せる具として、特別なものがあるのだそうです。それは、卵の白身と黄身の色の違いを利用したもの。特別なお客様がいらした時などは、薄焼きにした卵の白い部分と黄色い部分のそれぞれで、小さなダイアモンド型を10個ずつ作り、具として載せるそうです。とても細かな気遣いのおもてなしです。
■家庭料理の隠し味に欠かせない「ダシ」■
韓国でダシをとるときに昆布や煮干、干し椎茸など、日本と同じ食材を使うことは以前ご紹介しました。ただ韓国では、煮干などの臭みを抜くために玉ねぎやねぎも一緒に入れます。ヒョンアさんのお宅に伺って、このダシがなかったことはありません。いつもちゃんと大きなお鍋でとられています。それだけ、用途も多いものだといえるでしょう。
今回のコチュジャンだれに入れたダシも、これ。「水などでジャンをのばすとおいしくなくなるので、ぜひダシを使ってほしい」とおっしゃっていました。
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