取説の分け方
電気製品には必ずついてくる取扱説明書。その数が少ないうちは、買った順にまとめておいても不都合はないのですが、やがて買い換えたり買い足すうちに、増えすぎてしまいます。あるはずの取説がすぐに見つからないと、故障のときには益々慌てるといったことに。取説の数が増えてきたと気付いたら、しまい方はざっくりでもOK。ただし分け方だけはこだわりたい。そんな整理法をご紹介します。
ではその分け方はどうしたらいいのでしょう。多くの家庭では、おおよそ次の8分類が想定できます。
1.キッチン
電子レンジ、ガスレンジー・ヒーター、冷蔵庫、食洗機、ジューサー、ブレンダー、炊飯ジャー、コーヒーメーカー、システムキッチン、鍋やフライパンなどの道具についてくることがある。給湯器もここに分類。
2.サニタリー
体重計、マッサージ、美顔器、電動歯ブラシ、シェーバー、ドライヤー、換気扇、ユニットバス、ウオシュレット
3.ハウスキーピング
掃除機、スチームクリーナー、アイロン、ミシン、洗濯乾燥機
PC関連の取説は分厚くて分冊になっていて、整理に手こずることも。かといってマニュアル本と混ぜてしまうと、故障の時に探しにくい。 |
エアコン、コタツ、扇風機、ストーブ、除湿器、加湿器、空気清浄機
5.情報
パソコン、プリンター、携帯電話、TEL・FAX、ドアホン
6.オーディオビジュアル
テレビ、オーディオ機器、スピーカー、デジタルカメラ、ゲーム機
7.照明
照明器具、リモコン、コントローラー
8.家具
システム家具、組立ラック、六角レンチや付属品も一緒にしまえば安心。
ペンや時計などにも保証書を兼ねた説明書がついてくることがあるので、オプションとしてさらに1分類を加えた方がいいこともあります。
反対に、1.キッチンと3.ハウスキーピング、5.情報と6.オーディオビジュアルといった似たようなジャンルをひとまとめにしてもいいでしょう。
いずれにしても8分類をベースにして、しまう場所とのつながりでまとめたり分けたりして使いやすさを追求していきます。
取説を保管する場所
全ての取説を1箇所にまとめて置いておくといいのか、分散して置いた方がいいのか、それは間取りや暮らし方で置き方が違ってきます。パソコンやプリンターのように、咄嗟のときに不便な思いをすることが分かっていれば、機器の近くにあると安心です。もしもキッチンや洗面所など、使う機器の近くに取説を置く場所が確保できるなら、分散して置いてもいいでしょう。
一方で、エアコンやアイロンなど故障が少なくて、使い慣れてしまえば見る機会の少ない取説は、置き場所さえ決めておけば機器の近くになくてもいいと判断することもできます。それぞれの経験値で、最適な場所はどこか?判断しましょう。
大事なことは、取説が他の書類と紛れないようにすることです。ファイルにしても、ボックスやケースを使うにしても、タイトルを決めてラベルを貼っておくことを忘れずに。
▼関連リンク
大まかでもいいから、しまう場所さえ決めれば片づく!【All About 収納】
できることから始める。ガイド著書 「朝、着る服に迷わないハッピー収納術」でスカっと爽快な1日をスタート。時間をかけずにサクっと片づけたい!から生まれた『5分間「整理・収納」BOOK』で自分時間を大切にしましょう。