収納

見えてる収納は意識レベルを下げる?!(3ページ目)

簡単便利なオープン収納。使い方を間違えると、部屋のなかが何でもありな無法地帯?部屋が乱れる兆しがオープン棚なら、だらしない暮らしの証しもオープン棚!!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

背の高い棚はボックスでバランスをとる

オープン棚を見せる収納にするために、最初に説明したポイント3点を意識しながらモノの置き方に工夫をします。

・色使い
・モノの分量
・モノの並べ方

パイン材のナチュラルな棚で、背の高い棚と低い棚の組み合わせ。Zライトと後ろの壁も構図の一部に取り込んで、背の違う棚に一体感をもたせています。
この3ポイントのバランスを同時にとるには、高度なテクニックとセンスが必要になるのですが、棚に収まるサイズのボックスあるいはカゴを使って、その中に細々したモノをまとめれば、誰でも簡単に棚の演出をすることができます。
その際に必ず上手くいくコツは、次の5つを守ることです。

・棚の色や素材にあったボックスやカゴを使う。
・棚全体を同系色でまとめるか、そこにアクセントとなる色を加えるなど、自分の趣向を反映する。
・使う色を3色以内にする。
・上の方には軽く見えるものを置く。
・詰め込みすぎない。

ここで大事な役割をもつのがボックスやカゴ選びですので、棚との相性について次のことに留意しましょう。

・金属製の棚の場合は、木のボックス、天然素材のバスケット、樹脂製のボックス、紙のボックスなどで色も自由です。
・白い棚は、木のボックス、天然素材のバスケット、樹脂製のボックス、紙のボックスなどで色も自由です。
・黒い棚の場合は棚自体が重たい印象がありますので、木のボックス、天然素材のバスケット。樹脂や紙製のボックスなら淡いグレイでシックに見せるか、白でコントラストを強調する。
・木肌色の木製の棚は、ブリキやアイアンなどのカゴも含めて何を選んでも大丈夫です。

さて、選びに選んだボックスやカゴが部屋に合わなかったらどうするの?という心配もあることでしょう。 でも大丈夫。簡単にリカバーする方法もお教えします。
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