収納

いまから捨てる姿勢を変える。(3ページ目)

いらないものはゴミ箱に捨てる。そんな当たり前なことに少し変化をつけて、気負わなくても確実に成果がでる行動を起こしてみませんか。キーポイントはゴミ箱のポジション?!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

ゴミ箱は立ったまま使えるポジションに

仕事場でも家庭でも、紙ものを手にしたその手でその場で処理。これが肝心!
ゴミ箱は床に置くばかりではなく、立ったままでも座っても使いやすい高さにセットできると、捨てやすくなります。
仮に床に置いたゴミ箱の脇に立って、小さなメモ紙やちぎった紙きれを捨てようとすると、ゴミ箱からはずれて床に落ちてしまうことがあります。実は、それを拾って捨て直すという動作にもストレスを感じるもの。多くの人はそのストレスを意識することなく、ただやり過ごしてしまいがち。
そこで、あえてゴミ箱のポジションをテーブルやデスクの位置まで引き上げることによって、そのストレスをなくそうというわけです。

一方で立ち姿勢のメリットにも着目。ある大企業では「立ち会議」という立ったままでの会議を実践するようになってから、ダラダラ討論せずに決めるための議事進行ができて、よりよい成果を上げることができたそうです。
同様に、紙ものの処理も椅子に腰掛けて行うよりも、立ったままの姿勢で行った方が「いる・いらない」判断のスピードアップにつながります。

テーブルでデスクで、このゴミ箱を使って処理する紙ものは、レシート・領収書、ハガキ・封書、メモ書き、ToDoを書いた付箋、古い名刺、用済みのお知らせ書類、お菓子の紙屑など、視界に入った紙ものなど。じゃんじゃん処理します。

こうして目の前に溜まりがちな紙ものがなくなっていくと、テーブルやデスクに何気なく置かれているファイルや雑誌も整えようという行為にまで、やがてつながっていきます。
このゴミ箱は、きちんとしようという自覚につながる一つのきっかけなのです。

たかがゴミ箱。物事はそれほど単純ではない!と思うことでしょう。でも、単純なことの繰り返しほど確実な成果につながりやすいもの。
新年にあたり、これまでとは違う行動で変化を起こしてみませんか。

▼関連リンク
年末にデスク一掃できなかったあなた。新年からスタートしてもOK 【All About 収納】
座ってゆっくり処理するスタイルを一掃しませんか。 【All About 収納】
働きウーマンは支度もスムーズ&スマートに。 【All About 収納】
PCまわりがゴチャついていませんか?目先をちょこっと片づけましょう。 【All About 収納】
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気の収納グッズをチェック!楽天市場で人気の収納用品をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます