ゴミ箱は立ったまま使えるポジションに
仕事場でも家庭でも、紙ものを手にしたその手でその場で処理。これが肝心! |
仮に床に置いたゴミ箱の脇に立って、小さなメモ紙やちぎった紙きれを捨てようとすると、ゴミ箱からはずれて床に落ちてしまうことがあります。実は、それを拾って捨て直すという動作にもストレスを感じるもの。多くの人はそのストレスを意識することなく、ただやり過ごしてしまいがち。
そこで、あえてゴミ箱のポジションをテーブルやデスクの位置まで引き上げることによって、そのストレスをなくそうというわけです。
一方で立ち姿勢のメリットにも着目。ある大企業では「立ち会議」という立ったままでの会議を実践するようになってから、ダラダラ討論せずに決めるための議事進行ができて、よりよい成果を上げることができたそうです。
同様に、紙ものの処理も椅子に腰掛けて行うよりも、立ったままの姿勢で行った方が「いる・いらない」判断のスピードアップにつながります。
テーブルでデスクで、このゴミ箱を使って処理する紙ものは、レシート・領収書、ハガキ・封書、メモ書き、ToDoを書いた付箋、古い名刺、用済みのお知らせ書類、お菓子の紙屑など、視界に入った紙ものなど。じゃんじゃん処理します。
こうして目の前に溜まりがちな紙ものがなくなっていくと、テーブルやデスクに何気なく置かれているファイルや雑誌も整えようという行為にまで、やがてつながっていきます。
このゴミ箱は、きちんとしようという自覚につながる一つのきっかけなのです。
たかがゴミ箱。物事はそれほど単純ではない!と思うことでしょう。でも、単純なことの繰り返しほど確実な成果につながりやすいもの。
新年にあたり、これまでとは違う行動で変化を起こしてみませんか。
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