収納

「もてる・みえる・たためる」子どもの収納

子どもの持ち物は、成長と共に変化します。そして、やがて自分の物を自分で管理しながら自立心が養われていきます。そのお手伝いは子どもの目線から収納グッズを選ぶことです。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

遊んだあとは、お絵かき道具とおもちゃはそれぞれ元の状態に戻す。お着替えの服は、たたんで収める。日常の遊び、食事、睡眠、お出掛けなどの機会がある毎に、お片づけをセットにして繰り返しているうちに、子どもが自分の物は自分で管理することを当たり前と思ってもらえるように。
大切なことは、応用の利く収納グッズ選びだったりします。


入れ物の条件

乳幼児期は家族共有の場所で過ごす時間が長いもの。棚の一角を子ども専用コーナーに。このケースは洗えるからいつも清潔参考商品:WORTHY WORK PLUS キャリーボックス
子どものおもちゃ、遊び道具、衣類、寝具の条件は単純で使いやすい入れ物であることです。

入れ物は四角形で、ふたがなく、持ち手があって、使わなくなったらたためる物が便利です。
ふたのある入れ物は、中身が見えなくなるという点で重宝ですが、ふたを開け閉めして出し入れするのは、大人でも面倒だと思えるような行程が入るため、片付けが長続きしません。おまけにふたがあると、その上 に更に物を積み重ねてしまいがちです。

持ち手がついていると、遊んだり着替える場所を限定することなく、その場まで入れ物を移動してから戻すまでの、一連の行為がスムーズに流れます。また、不用になったらたたんで仕舞って、必要となったらまた使うというフレキシブルな使い方ができれば、家族のなかで使い回しをすることも可能です。
入れ物が決まったら、収めることもシンプルに。
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