収納

冷蔵庫は負荷を下げて収納力を上げる

気温が上昇するにつれて、冷蔵庫で冷やしておきたい飲み物や食品は増える一方。おまけにドアを頻繁に開け閉めしていると食品にも冷蔵庫にも負荷がかかって不経済。そんな気掛かりを減らして豊かな食生活を!

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

気温が上昇するにつれて、冷蔵庫で冷やしておきたい飲み物や食品は増える一方。おまけにドアを頻繁に開け閉めしていると食品にも冷蔵機能にも負荷がかかって不経済です。そんな気掛かりを減らすには、冷蔵庫の収納改造に取りかかってみては如何でしょう。改造と言っても方法はいたって簡単手軽。では、早速冷蔵室からご紹介します。

冷蔵室ではケース使い

サラダやデザートを冷やしておきたいことも。常に空いているスペースを用意しておきたいものです。
たいがいの冷蔵庫は奥行きが30センチ~程度あります。その奥行きが曲者で手前から順に食品を入れていると、いつしか奥の方には忘れ去られた食品が溜まりがち。奥の食品を取り出すために手前をどけてからなんて、そんな手間を掛けるのが惜しいと思うのは誰しもです。

そこで、その深い奥行きの欠点を補うために利用したいのが、バスケットやコンテナです。
100円ショップの収納用品コーナーにあるプラスチックケースの中から、冷蔵庫の奥行きに見合ったサイズの物を見つけてください。さらにメッシュ状で中身の見えるような形状のケースで同サイズの物を、幾つかまとめて買っておくと冷蔵室内を整頓し易くなります。
左に見えるチューブ用スタンドは100円の仕切のあるペンスタンド。そのまま食卓へも。
こうして揃えたケースは引き出しのような使い方を想像しながら冷蔵室の中身を整理するのですが、その際ケース毎に似たような食品をグループにして収めていきます。乳製品、ゼリー、漬け物、総菜など、それぞれの食習慣によって組み合わせてください。グループにすることによって、ケースごと冷蔵室から取り出して必要な食品をピックアップすることができるようになります。

棚の使い分け

次に冷蔵室の棚板の間隔ですが、容量の大きい冷蔵庫ですと棚板の間隔を調整できたり棚板をたたむことができるため、背の高い飲料を収納できるタイプがあります。夏場は棚板を調整して、西瓜や1リットルの缶ビールでも冷やせるような予備スペースを作っておきたいものです。
棚板の間隔が思い通りにならない場合は、コの字ラックを使って2段構えで収納すると良いでしょう。
さらに段毎に、この段は常備品、乳製品、デザート、飲み物など大まかに仕舞う食品を分けをして使い慣れておくと手早く取り出して仕舞うことができます。
そして収納ケースにラベルを貼ったり、棚板の正面にラベルを貼っておけば、家族の誰が見てもわかるという仕掛け。

冷蔵室で行方不明になりがちなタレやカラシのパックを見やすくキープする方法もあります。
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