ということは、いつもスッキリとした部屋で過ごすには頻繁に片付けることになるわけですが、それができない事情もあるというもの。それならば、部屋に入るモノの量を少なくしてスピードを緩める他に手はないということ。
モノを不用意に増やさず空間を節約しましょう。また、それに加えて、お金の無駄使いまで減らすスリム化生活を実践してみましょう。
新聞・雑誌スリム化
その日のニュースに目を通しておきたいならWebを使うという方法もあります。 |
定期購読というのは、ひとたび惰性になってしまうと、読んで処理するという日常のサイクルに戻れなくなるので要注意。
まずはここからスリム化をスタート。
ことに毎日配達される新聞は、その日のうちに読み終えて資源回収にまわすという生活リズムを作ることができないなら、新聞の定期購読をストップして、読みたいときに買って読みましょう。
雑誌も同様。定期購読ではなく気になる特集があるときだけ購入して、購読した月のうちに資源回収に回すか、古書店に引き取ってもらいます。
新聞や雑誌を溜め込まずに処分するような生活リズムを作れそうにないなら、図書館を利用するというのがベーシックな対策です。
こうして新聞も雑誌も極力買わない生活に切り替えた途端に、部屋の片付けに要してきた、時間も購読費用も節約することが実感できることでしょう。
衣類のスリム化
クローゼットやタンスに収まりきれず出したままになっている服。これらの服は良く着ている服の証です。その一方で、クローゼットやタンスの奥で眠っている服は、これから先も日の目を見る機会の少ない服。こうした衣類がスリム化の敵です。
ひとめで見渡せるようなクローゼットにすれば、同じ様な服を買ってしまうこともなくなります。 |
その際に必ずよぎるフレーズが「いつか着るかも...」「勿体なくて...」です。
でも処分される運命にある服は、こういうことではありませんか?「その時は似合うと思ったの」「お買い得だったから」「流行っていたのよ」「お店の人に勧められてつい」...。
こうした言い訳は、次からの服選びにきっと役に立ちます。つい買ってしまった時の自分の心理を思い起こしながら反省もこめて、一つ一つ丁寧に処分する服を分別していきます。
未だ利用価値のある服は、フリーマーケットやリサイクル店を利用すれば、僅かながら貯金箱に残せる金額にはなることでしょう。
さらに服を買いたいと思ったら、その服をどこにしまうのか必ず考えることにします。これまでは、この服にあれを合わせて...なんてコーディネートを想像していたはずですが、その前にしまう場所があるのか?が優先です。
そして、処分したくない服があるなら買わない、買うなら処分してから。
こうした思考回路ができると、たとえお買い得な品であっても、そのプライスに惑わされることなく、買わない決断ができるようになります。
衝動買いやお買い得買いをしてしまうという人には効果てきめん。買わずに我慢した服に相当する額を貯金していけば、セーブ・スペース、セーブ・マネーです。
ほかにはこんな処もスリム化しましょう。