グレイゾーンのモノはどうする?
捨てるときに胸にチクリと刺さる罪悪感や後ろめたさ。この痛みを買うときに思い出せれば良いのだけれど... |
これは要らないとハッキリしているモノ以外は、どうしようかな?いつか使うかも....、捨てるとあとで後悔しそうだから....、なんとなく勿体ない気が....、といった気持ちや気分を捨てられないから、そのまま持っていることが多いのでは?
これは要る要らないと白黒が明確なモノではなく、そのどちらでもないグレイゾーンにあるモノ達が実は悩ましい存在なのです。このグレイゾーンに属するモノ達があることによって部屋が片付かない、だから気分もくつろげないという悩みが生まれます。
ちょっと想像してみてください。これは必要だし使っているというモノはハッキリと自覚できるはず。その反対に、無くても良いかも...でも何となく持っているモノについてはボンヤリとしか頭の中に浮かばないもの。
「不要なモノを捨てれば部屋が片付く」と分かっていても、それを実行できない理由の一つがモノに対するその曖昧な意識。その曖昧さを明らかにする作業が、片付ける作業の第一歩なのです。
そこで闇雲に片付け始める前に、その曖昧なグレイゾーンを自覚するための「捨てられないモノリスト」を作ります。リストと言っても簡単な箇条書きのメモを作るだけ。そのメモづくりによって、捨てる覚悟と基準が固まるのです。
「捨てる」リストではなく、何故「捨てられない」モノリストなのか? その答えはズバリ。捨てることができるならリストを作る前に捨てているでしょ、という訳です。
それではまず、捨てられないモノで占拠されている意外な場所、洗面所を手始めにやってみます。と言っても、自分でリストを作ってから捨てる決断までのプロセスって面倒なもの。ですから、捨てられないモノリストを参考にして、自分に当てはめて気持ちの整理をしながらスッキリと片付けましょう。