薬は救急箱にまとめて保管していますか?
救急箱を置く場所は決まっていますか?
これらの問いかけに、ちょっと不安を感じたら、いますぐ点検してください。
いざという時に役立ってこその救急箱、少なくとも年に1回は常備薬の整理を行うことが肝心。それでは、さっそく救急箱の中身から見ていきましょう。
使用期限のチェック
まずはじめに、使用期限をチェックします。薬の使用期限は法律で記載を義務つけているものと、そうでないものがあるので注意が必要です。記載のないものについては、およそ3年が目安といわれています。これはどうかしら?と迷ったときには、薬局の薬剤師さんに相談するとよいでしょう。
下のリストに該当するものは、お世話にならずにすんだと思って、迷わず処分してください。 そして、捨てる薬は紙や封筒にくるんで、子どもがいたずらをしないよう、ゴミの収集日まで厳重に保管しておきましょう。
処分リスト
1.錠剤 | 箱に記載された使用期限を過ぎたもの、開封時期不明のもの |
2.顆粒剤 | 箱に記載された使用期限を過ぎたもの、開封時期不明のもの |
3.シロップ剤 | 箱に記載された使用期限を過ぎたもの、開封時期不明のもの |
4.目薬 | 開封後1~2ヶ月過ぎたもの |
5.サプリメント | 品質保証期限または賞味期限を過ぎたもの |
6.携帯ケースに移し替えた薬 | すべてのもの |
7.病院で処方してもらった薬 | 治療が終わったもの |
参考 : 目薬は成分によって保管場所や使用期限に注意
常備薬の補充
期限の切れた薬を処分したら、次に常備薬などを補充しておきましょう。買ってきた薬に期限の記載がないものなら、購入日や開封日を書いておくと、次に処分するときの目安になります。薬と一緒に添付文書も保管しておくことも忘れずに。
常備薬
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参考 : 救急箱といえば置き薬という方法もあります。
救急箱と保管場所
薬は、家のなかの一カ所にまとめて保管します。場所を選ぶ際には、薬の保管にとって最適な所を選びましょう。1.薬は、湿気のない冷暗所に保管
2.誤飲を防ぐため、幼児の手の届かない場所
冷暗所とは、室温15度から25度で直射日光の当たらない場所のこと。もしタンスなどの上に救急箱を置いているようでしたら、冬場は暖房で天井近くが暖まりますので別の場所へ移したほうが安心です。
また、押入の中はカビやホコリが発生しやすいので、避けるようにします。
うっかりケガをすることの多い台所に、応急処置用として傷薬、やけどの塗り薬、救急絆創膏をまとめて備えておくとよいでしょう。
常備薬も衛生用品も、それぞれ専用の箱にまとめて収納して、決まった場所で保管。棚の奥や高いところは避けて、家族の誰もがわかりやすい位置にします。
参考 : オンラインショップTK Collection 木製救急箱
参考 : オンラインショップ「箱収納でお部屋すっきり」 救急箱&薬箱
参考 : 薬の飲み忘れをなくすために、100円グッズでお薬管理
ペット専用の救急箱
ペットと暮らしている場合は、ペット専用の救急箱を用意しておきたいもの。獣医さんへ連れて行くまでの間に、少しでも応急処置ができたら、ペットの不安も和らぐことでしょう。 最低限そろえておきたいものは、消毒薬、包帯、ガーゼ、携帯用冷却パック、使い捨てカイロ、ゴム手袋、はさみ、毛抜き、懐中電灯。これらのものをまとめて箱に収納しておきます。ペットとドライブや旅行に出掛けるときのために、持ち運びのしやすい救急箱を用意しましょう。
参考 : 愛犬救急箱
参考 : O-DOG犬の救急箱
参考 : オンラインショップ「ペット"良品"宅配便」 ペットの救急箱e-bag
▼関連リンク
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