梅雨の季節となりました。しとしと降り続く雨を見るととても憂鬱な気持ちになってきます。「引越しは雨でも予定通り行われるのかしら?」「荷物は濡れないのから?」と心配のタネはつきないもの。一般的には雨が降っているからといって引越しが延期されることはありません。家電製品や家具類はキルティングのパッドできちんと梱包されますし、その他の荷物も濡れないようカバーをかけてくれたりとの配慮があるでしょう。(もちろん業者によって異なります)
しかし、全てが万全というわけでもありません。ダンボール箱が長い間玄関先で雨ざらしにされていたり、雨で作業員の足や手がすべって荷物が破損したり、と不測の事態に見舞われる可能性も大。では、依頼者はどうすれば良いのでしょう?雨の日の心得をまとめてみました。
【心得1~見積り編】雨の場合の延期について聞いてみる
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雨がしとしと。外出でさえ億劫になるこの季節に引越しだなんて |
雨の引越しに関しては、業者によって対応がまちまち。この時期(6月~7月上旬)に引越しを予定されている方は、忘れず業者に雨、豪雨そして台風の各状況において延期が出来るのか、キャンセル料は発生するのかを確かめる必要があります。
「雨が降っても大丈夫ですよ」と言われても、雨が降れば少なからず荷物が濡れてしまうことは覚悟しましょう。荷物がちょっとでも濡れては困る!と言われる方は、雨の日のサービスが整っている業者、例えば撥水性のダンボール箱を使用したり、家具類の梱包がきちんとなされるなどのサービスも業者選びのポイントにしてはいかがでしょう。
【心得2~梱包編】エアパッキング、ビニール袋に入れてからダンボール箱へ!
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雨の日にはどんな気遣いがあるのか、ぜひ知っておきたいポイント! |
玄関先からトラックまでの距離が長ければ長いほどダンボール箱は濡れてしまいます。たかがダンボール箱が濡れたくらい、と思っては大間違い。そこから中に水が漏れて高級バッグにシミが出来ていた、なんて話もあります。ですから、皮製のバッグ・靴や家電製品などはダンボール箱に入れる前にエアパッキングやビニール袋にくるんでから入れましょう。もし手持ちのプラスチック製の衣裳ケースがあれば、それを使うととても便利です。
【心得3~搬入編】濡れた荷物はすぐに拭こう
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ここが肝心「濡れたらすぐに拭く!」 |
濡れた家具や衣類をそのままにしてはいけません。乾いた雑巾を数枚用意しておき、荷物が搬入されたらそれを使ってすぐに水気を拭き取りましょう。濡れたまま放置しておくと中身が湿気をおびるだけでなく、カーぺット、フローリング、畳などのシミや色落ちの原因となります。また、雨でびしょぬれになった作業員がそのまま家にあがる場合も考えて、玄関先にはバスマットか大きめのタオルを敷いておくと良いでしょう。
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