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意外に見られている、和食店での振舞い

和食をいただく前に是非押さえておきたい和食店での振る舞い方。意外と知らない和食マナーをお伝えします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

和食
お箸の扱い方など日常生活の中で基本的な作法を確認することが大切です。
日頃、和食になじんでいるものの、いざあらたまった席でいただくとなると少し心配になったことありませんか?わかっているけれど意外と知らない和食マナー。

特に箸を扱うとなると、使い手の品格にもかかわります。そのためにも最低限のマナーを身につけておきたいものです。今回は和食店での立ち振舞いのポイントをお伝えしますのでご参考までに!


まずお店に入ったら


一般的に和食店の玄関は引き戸になっています。右側の戸を左に引いてあけます。ガラガラと音が響く光景が目に浮かびますよね。ここで気をつけることは、格子に手をかけて引かないように。これはマナー違反です。

和食
1.前向きのまま、片足ずつ静かにあがる。2.膝をつき玄関先の方を向いて靴の向きを直します。
■後ろ向きに靴を脱ぐのはNG
靴を脱いであがる場合、前向きのまま、片足ずつ静かにあがりましょう。上がった後は膝をつき、玄関先の方を向いて靴の向きを直します。靴を自分でそろえるために後ろ向きに脱ぐのはマナー違反ですのでご注意を。

■足音をたてるのはNG
和室内に上がったら、かかとで床をけるように歩いたり、畳のヘリや敷居を踏まないように気をつけましょう。


いただく前に気をつける和食マナーのポイント


■マナーの基本はお箸の扱い方
知らないうちにお行儀悪い箸の使い方していませんか?洋食のナイフとフォークの使い方にもマナーがあるように和食にも箸の扱い方のマナーがあります。いくら身だしなみに気をつけていても、持ち方、使い方が悪ければイメージダウンになりかねません。

ガイド記事「知らず知らずしていませんか?NG箸使い」こちらでマナーをしっかりと押さえて下さい。

■お椀など、器は手に持っていただくもの?
和食では基本的に器は手に持っていただきます。しかし刺身、焼き魚、天ぷら、大鉢に盛られた煮物などは、置いたままいただくようにします。手を添えて食べている方をお見かけしますが、これはマナー違反です。小皿や小鉢は胸のあたりまで持ち上げていただくようにして下さいね。

また片手食いなどしていませんか?お行儀悪いですよ。背筋をきちんとのばして、正しい姿勢で右手はお箸、左手は小皿や小鉢などを持つように。

もっと詳しく
会席料理のマナーのポイントでお伝えします。

「和食マナー、基礎の基礎Q&A」では和食のいただき方についてQ&A形式でお答えしております。

※つま楊枝は食事中に使ってもいい?
食事中、食後も人の前では使わないように。またくちゃくちゃ音を立てて食べたり、器同士ふれあい音をたてたり傷つけたりしないように器の扱い方にも注意したいもの。気配りすることもマナーです。



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