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準備しましたか? 社会人の冠婚葬祭必需品

社会人になるとさまざまな冠婚葬祭のシーンに出会います。いざというときのために、普段から準備しておきたい最低限の冠婚葬祭必需品をご紹介します。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

数珠
いざというときもあわてない!冠婚葬祭必需品の準備は万端ですか?
学生生活に終止符を打ち、これから実社会に巣立つ就職は社会への第一歩。新しい環境に期待と不安でいっぱいでしょう。いつまでも学生のノリではいけませんよね。職場では相手を思いやり不快感を与えないようにいつも心がけていなければなりません。

また社会人になると、さまざまな冠婚葬祭のシーンに出くわすことがあります。いざというときのために、普段からマナーをしっかり身につけておくことも大切。そんな新社会人のあなたへ、準備しておきたい最低限の冠婚葬祭必需品をご紹介します。

自分ですべてそろえるのは大変です。周囲の人やご両親に新社会人へのお祝いとしてリクエストしてみてはいかがでしょうか。



数珠
数珠は、持っているだけで魔除け厄除けとなり、また福を授かるそうだ

数珠は一生ものです。


日本人の平均で三カ月に一度は、通夜や葬儀、法事などの仏事に参加しています。また年齢が上がると共にさらにその機会は増える事になります。

数珠は、人に貸したり借りたりせず、一人ひとり、自分の数珠を持った方がよいと言われています。家庭を持ったら必ず一つ、そして夫婦それぞれ持ち、社会に出て働くようになったら子どもにも持たせたいもの。この際、新社会人のお祝いとしてプレゼントしてもらうのもよいかもしれません。

※仏式以外は数珠を持つ必要ありません。信仰されていない方は当然持ちません。
【関連リンク】
神式やキリスト教のお参りの仕方ではもっと詳しく解説!

■お葬式で数珠を忘れた時はどうしたらよい?
数珠なしでもお葬式のお焼香のときOK!心を込めて丁寧に手をあわせれば、十分気持ちが伝わるはず。仏教徒の人なら宗派に合わせた数珠を持つのがマナーですが、仏教以外を信仰する人は、数珠をもっていなくて当然。数珠を忘れてもわざわざ借りてまでお参りしなくても大丈夫です。

【関連リンク】
数珠についてもっと詳しく知りたい方は→
数珠の由来を知り、正しい使い方を学ぶまで!


慶事・弔事両方使える袱紗(ふくさ)


新社会人で、袱紗がどんなものか知らない方が結構存在しているようです。実はガイドも社会人になってから知りました!袱紗を用いるのは「お祝い金を汚さないように」と相手を思いやる気持ちの表現の一つ。新社会人のマナーの一つとして普段から準備しておきましょう。

披露宴会場やお葬式の受付で祝儀袋や香典袋をカバンやスーツのポケットからむき出しのまま出したり、購入した時のセロハン袋に入れたまま出す人がいますが、これはNG!正式には袱紗に包んで持参します。

袱紗は、慶弔両用に使用できるものや、台付、下記のようなポケットサイズの簡易ふくさもあります。




■袱紗の色は?
慶びごとではエンジか赤色、紫など赤系統を用います。また弔事では「紺」「グレー」が一般的で、「紫」も用いられます。この「紫」は慶事・弔事両方使えるので覚えておくと便利。袱紗がない場合は小さなふろしきやハンカチで代用してもOK。

【関連リンク】
袱紗の包み方は袱紗の使い方と柄選びをどうぞ!


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