夫不在時の代理出席
Q:夫が仕事の関係で出張中、上司の訃報が入りました。妻の私が代理出席すべき?
A:
都合が合えば、代理をつとめて下さい。
受付で、だれの代理で来たのかあいさつして、香典を渡してから記帳します。また弔電だけを打っておいて後日夫だけがお参りに伺うという方法もあります。
通夜見舞いには何を届ける?
Q:通夜見舞いは現金を包んで届けました。
A:
一般的には遺族が食べやすいおにぎりやサンドイッチなど、また通夜ぶるまいに出す食べ物や飲み物を届けますが、現金などにしてもOK! 「お明かし料」などとして現金を包むしきたりの地域もあります。
※通夜見舞いとは故人と親しい人が遺族を気づかい食べ物などを届けることです。供物と間違えられないように「通夜見舞い」であることを告げておきましょう。
お悔やみで失敗!
Q:お葬式で遺族に声をかけ、励ましてあげました。
A:
直接声をかけるのはNG! 黙礼にとどめておくことです。
厳粛なお別れの場であるお葬式。わざわざ遺族のところに言って声をかけるなんてもってのほか。黙礼する程度にとどめておくのが無難です。それだけで相手に気持ちが伝わるものなんです。
お葬式の場で親しい人に会った時、不用意におしゃべりを始めた事はありませんか? また、会場を出てからも大きな声で話したり、笑ったりしていませんか? 厳かな気持ちでいたいものです。常識の範囲で行動するのがマナーと言うものです。
Q:
キリスト教式の葬儀に初めて参列。弔意をこめて、「お悔やみ申し上げます」と遺族の方に声をかけました。
A:
間違いです。
お悔やみの言葉はどの宗教でも同じだと思っていると恥をかくことに。キリスト教では、人の死は終わりでなく神の元に召されることと考え、葬儀は神に対する感謝、故人を懐かしむ儀式。「安らかなお眠りを」という言い方が一般的。
・お悔やみの言葉、宗派別のお参りの仕方について、知りたい。
⇒冠婚葬祭、言ってはいけない意外な一言
⇒シーン別のお悔やみ言葉
⇒神式・キリスト教のお参りの仕方
次のページでは、通夜・葬儀の出席の仕方について、お伝えします。