お数珠を忘れてしまった!
お数珠、喪服のマナーをお伝えします |
お通夜の会場で、数珠を忘れたことに気がつきました。あわてて友人に数珠を借りて、その場をしのいだけれど……。
A:
お焼香のときは数珠なしでOK!
心を込めて丁寧に手をあわせれば、十分気持ちが伝わるはず。仏教徒の人なら宗派に合わせた数珠を持つのがマナーですが、仏教以外を信仰する人は、数珠をもっていなくて当然。数珠を忘れてもわざわざ借りてまでお参りしなくても大丈夫です。
・数珠の正しい使い方を知りたい。
⇒数珠の由来を知り、正しい使い方を学ぶ
喪服に合わせるはおりものは?
Q:真冬の寒い日のお通夜に、黒い革のコートを着て参列しました。
A:
毛皮や革のコートはタブー!
たとえ黒や濃いグレーなどの地味な色のコートでも殺生をイメージする毛皮や革のコートは、NG。またカジュアルなデザインなものやジャンバー、ダウンジャケットなども避けた方が無難です。
・通夜には、何を着ていけばいいの?
通夜の服装
サンダルOK?
Q:暑い夏の告別式。足元はつま先の見えるサンダル式の黒い靴。金具もないので、それをチョイスしました。
A:
サンダルはマナー違反!
たとえ黒で金具の無いシンプルな靴の形であっても、故人や遺族の気持ちを考えても避けるべき。服装も半袖のワンピースで大丈夫ですが、できれば五分袖か七分袖ぐらいに。もちろん透けた素材やノースリーブなど肌を露出する服装はNG!