「寒中見舞い」との違いは?「余寒見舞い」を出す時期と書き方
寒中に出し忘れたら余寒御見舞いとして出すとよいでしょう
余寒御見舞いの書き方ポイント
- 頭は季節のごあいさつ……「余寒お伺い申し上げます」「余寒お見舞い申し上げます」
- 相手の健康を尋ねると共にこちらの近況を軽く伝える
- あまり長くならないようにし、相手の無事を祈る言葉を伝える
- 頭語・結語や拝啓・敬具は省略してもよい
- 日付を入れる
余寒御見舞いの文例1
余寒お見舞い申し上げます立春とは名ばかりで、毎日寒い日が続いておりますが、
お変わりなくお過ごしでしょうか。
私どもはおかげさまで、風邪ひとつひかず、皆元気にしております。
まだしばらくは厳しい寒さが続くとのことです。どうぞお大事に
お過ごしくださいますよう願い上げます。
令和○年○月
余寒御見舞いの文例2
余寒お伺い申し上げます名ばかりの春ですが、そちらは今もなお雪が降っているのでは
ないでしょうか。正月には一家で大変お世話になり、
ありがとうございました。
おかげさまで、ふるさとの味を楽しませて頂きました。
季節柄お風邪などひかれないように、くれぐれもご自愛下さいますように
お祈り申し上げます。
令和○年○月
余寒御見舞いの文例3
暦の上では春とはいえ、ここ数日は気温も低く寒中並みの寒さです。皆様にはいかがお過ごしのことでしょうか。
私たちは大過なく元気に暮らしております。
吐く息が白いのを見ると春はまだ先かと感じます。桜の季節が待ち遠しいですね。
季節の変わり目、どうかお体をご自愛下さいますようお祈りいたします。
令和○年○月
※必ず冒頭に「余寒見舞い」と書き始める必要はありません。
寒さの様子を書くことで寒見舞いの形式になります。
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