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お見合い大作戦!お見合いマナー(後日編)

お見合いが終わって自宅に帰ったら、できるだけその日に紹介者に報告の電話を。お礼を言うのを忘れずに。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

お見合い
日本古来の独自のシステムであるお見合い。伝統にこだわらずに気軽にしてみてはいかが?
お見合いが終わって自宅に帰ったら、世話人に報告の電話をします。できるだけその日にした方がよいでしょう。そしてお礼を言うのを忘れずに。

「今日はいろいろ楽しくお話ができました。お世話になりありがとうございました」

しかし、この時点ではまだ交際するかどうかの結論は出さなくても大丈夫。 さて「お見合い」その後のごく一般的な流れをお話します。

▼お見合いマナーシリーズ
【1】準備編
【2】当日編
【3】後日編

お見合いの返事をする

2、3日以内がベストですが、遅くても1週間以内には世話人に伝えましょう。

断る場合
断ることに決めたならば、できる限り早めに世話人へ返事をします。預かった写真、書類もすべて返します。立て替えてもらった費用、お礼を用意し、直接世話人のお宅を訪問して、今後のお見合いをお願いすればよいでしょう。断る理由は、相手を傷つけるようなことは伝えないように。

「このたびは勝手申しました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
「ありがたいお話ですが、あまりにご立派な方で私とはつりあわないように思います」


お付き合いしてから考えたい場合
返事を少し待ってもらいましょう。「交際OKは結婚」とはすぐに結びつくことはありませんので、あまり思いつめないようすることです。何か相手に感じるものがあるか、希望の条件を満たしている(そっている)のかどうか、冷静に考えてみてはどうでしょう。

「こちらの都合で勝手を申しますが、今しばらくお返事を待っていただけますでしょうか」


交際が始まったら

お互いのOKの返事を世話人に伝えた時から交際がスタートです!本人同士で連絡を取り合います。できれば男性から直接女性に連絡してデートに誘うのがベスト。

二人だけで会うばかりでなく、お互いの家を訪問して家族を紹介したり、また友人を交えて会うことによって、違った面が発見できるかもしれません。デートの費用は折半を心がけるように。今回食事代を払ってもらったら、次回はこちらで持つようにして収支があうようにした方がよいでしょうね。

二人の結婚の意志が固まったら、一番先に世話人へ報告しましょう。


交際をストップしたい

交際をしていくうちに相手のよさも欠点も当然わかってきます。どうしても結婚へと結びつかなかったら、お付き合いをあまり引き伸ばすのもよくありません。2、3回あった程度なら世話人から相手へ断ってもらいますが、結構会っている回数が多ければ、直接本人から話すほうが気持ちが直接伝わって理解してもらえるかもしれませんね。


世話人へのお礼は

お見合いがうまくいったり、またまとまらなくても双方がそれぞれお礼をします。だいたい現金(2~4万円が相場)やそれ相応の品物を届けるのが一般的です。この場合の表書きは「御礼」「薄謝」

お見合いがめでたく成功し、世話人にそのまま媒酌人としてお願いする場合は、結婚式を終えてからすべてのお礼をすればよいでしょう。 この場合の表書きは「御礼」「寿」として両家連名で渡します。(菓子折などの品物に現金をそろえる形で)金額は一般的に頂いたお祝いの2倍が相場とされています。


いかがでしたか?お見合いの良いところは、最初からお互い結婚の意志をはっきり持って出会うということなので、結婚までの決意は早くまとまるでしょうね。

ある日突然お見合いの話しが舞い込んできてもあわてないで、このお見合いマナーを是非参考にして下さい。

<関連サイト>
・お見合いマナー(準備編)
・お見合いマナー(当日編)
・見合い・結納
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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